ロヒンギャ25万人にIDカード

ロヒンギャ25万人にIDカード
【The Daily Star】17日、国連はバングラデシュに避難する25万人以上のロヒンギャ難民を登録し、多くの人にとって初めてとなる身分証明書(IDカード)を提供したと発表した。将来、ミャンマーへ帰るときの権利の証明となる。

国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)は、登録は人身売買に対抗するための法執行機関のツールとして役立つ可能性もあると述べた。

「現在、バングラデシュ当局とUNHCRが共同で、ミャンマーからやって来たロヒンギャ難民の4分の1以上を登録し、身分証明書を発行しています」
UNHCRのアンドレジ・マヘシック報道官がジュネーブで記者団に語った。

2017年8月の軍事的弾圧で迫害を受けた約74万人のロヒンギャ難民が、すでに30万人以上のロヒンギャ難民が避難していたバングラデシュの難民キャンプへ逃れて来た。

ロヒンギャ難民の多くは、住んでいたミャンマーの村々で集団レイプや大量虐殺があったと話した。事実調査団は昨年9月に発表した報告書で、ミャンマー側の行為は『ジェノサイド』に当たると信じるに足る合理的な根拠があると述べた。

【後略】

Bangladesh News/The Daily Star May 18 2019
https://www.thedailystar.net/frontpage/news/rohingya-refugees-25-lakh-get-identity-cards-1745197
翻訳:吉本
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