ロヒンギャへの支援急増

ロヒンギャへの支援急増
【The Daily Star】ロヒンギャに対する人道支援の高まりを背景に、2018ー19年度、NGO事務局を通じた外国からの寄付は前年比19.85%増、792億9430万タカ(1048億円)に急増した。

NGO事務局のMd・シャハダット・ホサイン事務局長代行によると、そのうちおよそ260億タカ(344億円)はヨーロッパからの支援だという。

資金はNGO事務局の許可を得たうえで、バングラデシュ銀行を通じ、さまざまな非政府組織(NGO)が受け取った。

国連機関から受け取った資金は事務局の報告書に含まれていないため、ロヒンギャ支援はもっと多い可能性がある。

資金は避難所作りや食糧確保、医療支援、その他必需品の提供に費やされた。

「私たちは資金の行方を厳密に監視しており、それらに使われることがわかりました」とホサイン氏。

そのうちブラック(Brac)が26プロジェクトに18.3億タカ(24.2億円)を使用した。

事務局によると、アクション・コントル・ラ・ファイムが17億タカ(22.5億円)、オックスファム・バングラデシュが16.5億タカ(21.8億円)、カリタス・バングラデシュが10.3億タカ(13.6億円)使用したという。

NGO局高官は、膨大な数のロヒンギャには多額の資金援助が必要であり、これまでの援助では十分ではないと述べた。そのうえで、「バングラデシュ政府も巨額を費やしています」と、補足した。

【後略】

Bangladesh News/The Daily Star Aug 19 2019
https://www.thedailystar.net/business/news/ngo-aid-rises-rohingya-crisis-1787023
翻訳:吉本
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