ターミナル建設費用40%増

ターミナル建設費用40%増
【The Daily Star】ハズラット・シャージャラル国際空港(HSIA)第3ターミナルの建設費用が推定で40%増加し、2059.8億タカ(2722億円)のプロジェクトとなった。

6日、内閣公共購入委員会は、当初見積もられたものよりはるかに高い金額を承認した。

2017年10月、国家経済会議実行委員会(Ecnec)は、プロジェクトを1361億タカ(1798億円)で承認していた。

HSIA新ターミナル建設プロジェクトは2016年に提案されたものだが、実施の遅れにより、近年、さまざまな巨大プロジェクトの費用が大幅に上昇している。

6日、三菱商事、株式会社フジタ、サムスンC&Tから成る『航空ダッカコンソーシアム(ADC)』がこの仕事を請け負った。

22社が参加したが、入札したのは2社だけだった。交渉プロセスの後、ADCが契約を結んだ。

AHM・ムスタファ・カマル財務相は、内閣は関係省庁が追加費用の詳細を提出し、Ecnecの承認を取得するという条件でプロジェクトを承認したと述べた。

総額のうち、日本国際協力機構(JICA)が約1500億タカ(1982億円)を融資し、残りを政府が提供する。

コストがなぜ上昇したかについて、ムヒブル・ホック民間航空局長は、当初の計画には分離した貨物エリアは含まれていなかったと述べた。また、すべての消防設備は、最新設備に交換されるとした。

バングラデシュ民間航空局が見積もった当初のプロジェクト費用は、約920億タカ(1216億円)だった。だが、JICAが実現可能性調査を実施した後、推定費用は1010億タカ(1335億円)に増加し、さらに、入札プロセス中に1240億タカ(1639億円)に引き上げられたと、ムヒブル氏は補足した。

「JICAの承認なしに、単独で決定を下したことはありません。すべて透明です」

HSIAは26の外国航空会社が利用し、毎日国内外の航空機130機が飛び交い、2万5千から3万人の乗客を運ぶ。

空港では毎年約700万人の乗客が乗降し、1600万の荷物を扱う。しかし2つある国際線ターミナルには8つの荷物コンベヤーしかない。

ビーマンバングラデシュ航空だけを見ても、過去5年間のチケット売上げは110%増加した。

設計仕様書によれば、第3ターミナルは2万2600平方メートルになる。 新貨物ターミナルは4万1200平方メートル、南と北の高速誘導路はそれぞれ2万2千と2万9500平方メートル、エプロン(格納庫前舗装広場)は49万8500平方メートル、接続誘導路は6万6500平方メートル、多層駐車場は6万2千平方メートルとなる予定だ。

民間航空局の情報源によると、プロジェクトには給水システムや下水処理場、取水発電所配電システム、貨物複合施設、飛行場照明システム、消火栓燃料システムも含まれるという。

【後略】

Bangladesh News/The Daily Star Nov 7 2019
https://www.thedailystar.net/frontpage/news/shahjalal-intl-airport-3rd-terminal-now-cost-40pc-more-1824217
翻訳:吉本
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