バングラデシュに投資する時

バングラデシュに投資する時
【The Daily Star】急速に成長している国が計り知れない成長機会を提供しているのだから、国際投資家はバングラデシュを有望な投資先と見なすべきだ。ジェラ(Jera)アジアの久玉敏郎最高経営責任者は述べた。

「バングラデシュは非常に有望で安定しています。バングラデシュに進出する時だと思います」
久玉氏は最近、本紙のインタビューで語った。

久玉氏はサミットグループの幹部に会い、会社の運営を視察するため、ダッカに滞在していた。

日本最大のエネルギー会社ジェラは、バングラデシュの発電プロジェクトなど、主要な電力インフラストラクチャを確立するため、3.3億ドル(366.3億円)で、サミットパワーインターナショナル(SPI)の株式22%を取得した。サミットグループの1企業としてシンガポールに拠点を置くSPIは、サミットの全電力資産をバングラデシュで保有している。

国内最大の独立系発電会社SPIは、バングラデシュの約12%に相当する約1.8ギガワット(gw)の電力を生産する発電所を所有・運営している。 1日あたり5億立方フィートのガスを供給できるサミットLNGターミナル社は、SPIの子会社だ。

SPIのディレクターでもある久玉氏は、バングラデシュは最も急速に経済が成長している国の1つだという。国内総生産(GDP)は8%と記録され、人口は1億7000万人だ。

「人口に関しても成長に関しても日本よりも大きいのです。なぜ、バングラデシュを支援しないのですか?」

また、バングラデシュには安定があるという。輸送部門には課題があり、スムーズに移動することはやや難しいが、それ以外でいえば
、10年後、シンガポールのような国になるという。

「私はあなたに約束します。あなたはもっとよくなるでしょう。あなたは変化しています。我々はこの変化の初期段階に関与できたことを非常に嬉しく思い、それを続けたいと思います。1人の日本人として、また日本に存在するジェラとして、あなたの国を支援したいと思います」

シンガポールのようになるには、バングラデシュは多くのエネルギーを必要とする。

「我々はサミットグループとともに電力やLNG(液化天然ガス)の供給に貢献できます。基本はバングラデシュを支援することです」

ジェラは世界最大のLNGバイヤーで、漏電や事故の記録はなく、この分野で50年間事業を行っている。

およそ3年前、日本の大手電力会社である東京電力(TEPCO)フュエル&パワー株式会社と中部電力の合弁事業で設立されたジェラは、日本の国内需要の半分を満たしている。

2019年11月4日は、LNGが初めて日本に輸入されてから50年になる。1969年、東京電力(現ジェラ)と東京ガス(株)は、三菱商事を通じてバイヤー代理店となり、売り手であるフィリップス石油(現コノコフィリップス)のアラスカLNGプロジェクトからLNGの輸入を始めた。

発電に関する事業では、開発中のプロジェクトを含め、国内では67gwの発電能力、海外で約10GWの発電能力を持つ26の電力プロジェクトに投資している。

米国やフィリピン、台湾、ベトナム、インドネシア、タイなどで、LNGターミナル8カ所と、30を超える国際プロジェクトを持つ。

「現在、より多くの機会を探っているため、バングラデシュ市場に参入できることを非常にうれしく思います」

【後略】

Bangladesh News/The Daily Star Dec 10 2019
https://www.thedailystar.net/business/news/time-invest-bangladesh-1838278
翻訳:吉本
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