最高の茶生産量達成か

最高の茶生産量達成か
【Financial Express】良好な気象条件のおかげで、ポンチョゴラ(Panchagarh)県のお茶農家は今年、過去最高の1千万kg(1万トン)の生産を見越している。昨年は810万kgだった。

有名なシレット(Sylhet)王国茶と並び称されるようになったことで、ポンチョゴラ茶が脚光を浴びるようになり、茶生産は徐々に増加してきた。

バングラデシュ茶委員会(BTB)北部地方プロジェクトディレクターのモハマド・シャミーム・アルマムン博士は、2017年は545万kg、2018年は810万kgの紅茶が生産されたと述べた。

「今シーズンの県内の茶生産量は100万kgを超えると予想されます」
その上で、すでに900万kgの茶を生産したと補足した。

一方、県令事務所で開催された会議『生茶葉の供給と現状』では、最低生茶価格を1kgあたり16.80タカ(22.2円)とし、12月31日から3月1日まで茶工場を閉めることを決めた。

バングラデシュ茶委員会ポンチョゴラ事務所によると、この地域では2000年に茶栽培が始まり、現在5595エーカーの土地で茶を栽培しているという。

県内には、加工を行う15の茶工場に加えて、登録済みの8カ所の大規茶園と18カ所の未登録茶園がある。

シャミーム博士は、登録済みの生産者に低価格で茶木を供給し、彼らに訓練を行っていると述べた。

他の作物に比べて手間がかからず、より多くの利益をもたらすため、ポンチョゴラの農家の間では茶栽培に対する関心が高まっているという。

また、茶栽培に関する情報を入手できる政府のA2iプログラムの下、BTB当局は農家向けに『Duti Pata Ekti Kuri』(Two leaves are a bud:茶葉の芽)というモバイルアプリを立ち上げたと述べた。

Bangladesh News/Financial Express Dec 18 2019
https://thefinancialexpress.com.bd/trade/panchagarh-likely-to-see-highest-ever-tea-production-this-year-1576650002
翻訳:吉本
#バングラデシュ #ニュース #ポンチョゴラ #茶 #BTB #A2iプログラム