メトロ鉄道の線路設置始まる

メトロ鉄道の線路設置始まる
【The Daily Star】オバイドゥル・カデル道路輸送橋梁(運輸)相は1日、国内初メトロ鉄道の線路設置工事開始に立ち会った。

また、電車に電力を供給するために使われる架線システムの設置にも立ち会った。

「これは夢のプロジェクトに向け、画期的な出来事です」
与党アワミ連盟事務局長でもあるカデル氏は、首都のディアバリ(Diabari)にあるメトロ鉄道の車庫で開かれた式典で挨拶した。

An under-construction workshop at Diabari. The photos were taken yesterday., Photo: Tuhin Shubhra Adhikary,

現在、全長20.10kmの高架橋のうち約8.5kmが見えるようになったと話したカデル氏は、12月のメトロ開業に期待を示した。

2016年に2200億タカ(2907億円)の予算で始まったこの大量高速輸送鉄道(MRT)6号線の工事は、12月現在、40%まで完了した。

16駅あるMRT6号線ができると、1時間に6万人の乗客を運び、ウッタラ(Uttara)からモティジール(Motijheel)までの移動時間が現在の2時間から、少なくとも1時間未満に短縮される。

政府所有のダッカ大量高速輸送社(DMTCL)が、プロジェクトの実施主体となっている。

DMTCLはまず、車庫内に『テスト軌道』を設置した。これは電車がメイン軌道へ行く前の試運転で使用するものだと、担当者は話した。

カデル氏は、交通渋滞と大気汚染を減らすため、政府は2030年までにダッカと周辺地域にメトロ鉄道6路線の建設を計画し、合計175kmの鉄道が敷設されると話した。

また、MRT1号線と5号線(北ルート)プロジェクトは既にEcnec(国家経済会議実行委員会)で承認されたとして、すぐ物理的作業が開始されるとした。

DMTCLの文書によると、MRT1号線の建設作業は今年12月に始まることになっている。

ハズラット・シャージャラル国際空港からコムラプール(ダッカ中央)駅を結ぶMRT-1号線は、5256億1430万タカ(6946億)で建設される。

1号線は国内初の地下鉄となる。 2026年までの完成が見込まれるこの31.24kmの路線は、ナトゥンバザール(Natun Bazar)からプルバチャル(Purbachalm)までが高架区間となる。

MRT5号線の基本設計作業は今年3月に始まる。 シャバール(Savar)のヘマイェットプール(Hemayetpur)から、ガブトリ(Gabtoli)、ミルプール(Mirpur)、グルシャン(Gulshan)を経由してバッタラ(Bhatara)まで結ぶ路線は、4123億8550万タカ(5449億円)で建設される。

全長20kmの5号線は、地下鉄区間と高架区間からなる。このプロジェクトは2028年が期限となっている。

【後略】

Bangladesh News/The Daily Star 2 Jan 2020
https://www.thedailystar.net/city/news/installation-metro-rail-tracks-begins-1848418
翻訳:吉本
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