コロナ急増10カ国の1つ

コロナ急増10カ国の1つ

【The Daily Star】世界保健機関(WHO)のデータによると、南アジア、中東、ラテンアメリカにある10カ国では、ここ2週間で新型コロナの感染者が急増している。

偶然にも過去数カ月間、南アジアのバングラデシュ、インド、パキスタン、ラテンアメリカのブラジル、ペルー、チリ、メキシコ、中東のカタール
の感染者の増加は、ほぼ同じ傾向を示している。

他2つの中東国、サウジアラビアとイランは、減少後に再び感染者が増える「第二波」を経験している。

バングラデシュの公式記録では、これまで6万8504人の感染者が明らかになった。保健サービス総局(DGHS)によると、この24時間で1万2944人が検査を受け、新たに2735人の感染者が判明した。

バングラデシュの新型コロナ感染者数はカタールに次ぎ、世界20位となっている。

一方、保健サービス総局(DGHS)事務局長代行のナジマ・スルタナ博士は、この24時間で42人が死亡したと発表した。これまでの死者数は930人となった。

【中略】

10カ国の中で、バングラデシュとインド、パキスタンは新型コロナの影響を受けた最悪の三カ国となっている。最初の感染者が判明したのはインドが1月下旬、パキスタンが2月下旬、バングラデシュが3月8日だった。3カ国ではその後、感染者数が着実に増加し、最近、急増している。

インドは毎日9千人以上の感染者が判明し、パキスタンは6月7日にこれまでで最も多い感染者数4960人を記録した。

一方、ブラジルでは6月7日までに69万1962人の感染者が判明した。これは世界で2番目の感染者数だ。2月下旬に最初の感染者が明らかになったブラジルでは、毎日2万~2.5万人の感染者が判明している。

ラテンアメリカのペルー、チリ、メキシコの3カ国では、2月下旬から3月上旬にかけて最初の感染者が明らかになったが、感染者数は5月最終週から増加し始めた。

イランとサウジアラビアは5月中旬以降、第二波を経験している。サウジアラビアはその時点で感染者が増加したが、5月下旬には減少し、6月第1週に再び増加し始めた。

イランでは4月に1日の患者数が3千人を超えたが、その後、減り始め、1千人を下回るようになった。しかし、5月下旬から再び3千人を超え始めた。

米国や英国、ドイツ、フランス、カナダ、イタリア、中国、トルコ、スペイン、ロシアなど、これまで最も影響を受けた国では、感染者の数は徐々に減少している。

Bangladesh News/The Daily Star Jun 9 2020
https://www.thedailystar.net/frontpage/news/covid-19-situation-were-among-10-countries-surges-1911361
翻訳:吉本

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