ADP支出急落

ADP支出急落

【The Daily Star】現会計年度4月と5月の開発支出は48.22%で、パンデミックによるシャットダウンが、国内の経済開発事業をいかに停止させたかがよくわかる数字となった。

4月は、猛威を振るう新型コロナウイルス大流行の広がりを止めるため、政府が全期間、全国一斉ロックダウンを行った最初の月だった。開発事業の減速は5月も続いた。

5月の年次開発プログラム(ADP)支出は、前会計年度5月の2301.2億タカ(3040.9億円)から1658.1億タカ(2191.1億円)へ、38.79%減少した。

政府は、現会計年度当初11カ月間(7月~5月)で1兆1542億1千万タカ(1兆5252億円)の開発事業を行った。前年同期は1兆2004億3千万タカ(1兆5863億円)で、3.85%減少となった。

7-5月のADP実施率は57.37%で、前年同期は67.97%だった。MAマンナン計画相が21日、ダッカで開かれた国家経済会議実行委員会で述べた。

【中略】

多くの巨大プロジェクトの実施は既に予定より遅れているが、新型コロナウィルスパンデミックのため、さらに遅れるだろう。

計画省のデータは、今年5月時点のパドマ多目的橋の建設は、全体の79.50%まで進んだことを示した。

パドマ橋に接続する鉄道の物理的作業は24.43%、ループプール原子力発電所プロジェクトは25.04%、ランパル火力発電所は48.93%、ダッカ大量高速輸送開発プロジェクト(6号線)は全体の44.76%、ドハザリからミャンマー国境近くのグンダムまでの単線デュアルゲージ鉄道は39%まで進んだ。

モヘシュカリーマタルバリ統合インフラ開発事業などの12プロジェクトは33.32%進み、ペイラ深海港の第一ターミナル及びインフラ建設は0.82%進んだ。

Bangladesh News/The Daily Star Jun 22 2020
https://www.thedailystar.net/business/news/adp-spending-plunges-48pc-1918469
翻訳:吉本

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