グルシャン襲撃事件から4年

グルシャン襲撃事件から4年

【The Daily Star】7月1日、バングラデシュはホリー・アルチザン・ベーカリー襲撃事件から4年を迎え、犠牲者に追悼の意を表した。

法執行機関職員と一部の外国外交官が午前9時から正午にかけて現地へ赴き、臨時に作られた祭壇に花を手向けた。新型コロナウィルスパンデミック中のため、一般客の入場は許可されなかった。

2016年7月1日の夜、5人の武装勢力がダッカグルシャン外交エリアのカフェを襲撃し、客を人質に取った。武装勢力は夜明けまでに9人のイタリア人、7人の日本人、1人のインド人、そして3人のバングラデシュ人を殺害した。

【中略】

現場にいた警察官2人も命を落とした。法執行機関の突入作戦で5人の武装勢力とカフェのシェフが死亡し、別のスタッフも病院で死亡した。

事件からおよそ6カ月後、カフェは元の場所から数ブロック離れた場所で営業を再開した。かつてホリー・アルチザン・ベーカリーだった2階建ての建物は、土地所有者の自宅として使われている。

Rab(緊急行動隊)のチャードリー・アブドゥッラ・アル=マムン事務総長、ダッカ警視庁のシャフィクル・イスラム警視総監、在バングラデシュ米国、イタリア、日本大使が犠牲者に追悼の意を表した。

シャフィクル警視総監は報道陣に対し、カフェ攻撃事件後、法執行機関が武装勢力の隠れ家を破壊したため、彼らは大きな事件を起こす能力はないと述べた。

「武装勢力の能力は最小限のレベルに下がりました。もはや爆弾を作る専門家すらいません」

「武装勢力の多くは現在刑務所に収容中か、様々なテロ撲滅作戦で殺害されました。そのため、大きな事件を起こす能力を持っていないのです」

カフェ攻撃事件に直接参加したすべての武装勢力は軍事作戦で殺害され、攻撃に関与した他の武装勢力は裁判所によって処罰された、とシャヒクル氏は補足した。

Bangladesh News/The Daily Star Jul 2 2020
https://www.thedailystar.net/frontpage/news/4yrs-cafe-attack-lost-friends-remembered-1923741
翻訳:吉本

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