【The Daily Star】ウィルスによる影響の減少が見えない中、18日、バングラデシュの感染者は20万人の大台を超えた。

18日午後2時半までの24時間で、新たに2709人の感染者と34人の死亡が確認された。

20万2066人となったバングラデシュの感染者数だが、依然として世界17位のままである。だが16位のドイツ(20万2345人)は、バングラデシュよりわずか279人多いに過ぎない。

最初の感染者から20万人到達まで133日かかったが、10万から20万人へはわずか30日だった。15万人以上に達したのは7月2日(15万3277人）、そこから16日間で4万8789人が追加された。

【中略】

18日の定例記者会見で、保健総局(DGHS)事務局長補佐のナジマ・スルタナ博士は、これまで101万7674件、24時間では1万923件の検査が行われたと述べた。合計感染率は19.86%、24時間の感染率は24.80%となっている。

また、24時間で1373人、これまで11万98人が回復したと述べた。

24時間で死亡した人は34人(男性29人、女性5人）で、これまでの死亡者は2581人(男性2030人、女性551人）となった。

総感染者に占める回復率は54.49％、死亡率は1.28%となっている。

保健専門家は、効果的な予防措置が欠如しているために感染率は徐々に増え、以前より高くなっているという。

ボンゴボンドゥ・シェイク・ムジブ医科大学(BSMMU)前副学長のナズル・イスラム教授は、新型コロナウイルスの感染数はまだ増加しているが、この2週間で検査数は急激に減少したと指摘する。

そのうえで、多くの感染者が検査を受けず、自由に動いているため、検査の減少は拡散に繋がっているとの懸念を示した。

ウイルス感染を封じ込めるためには、検査数を増やし、感染者を特定する以外にないと、イスラム氏は述べた。

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新型コロナ患者20万人越える