【Financial Express】世界貿易機関(WTO)の最新統計によると、2019年の世界の衣料品輸出市場におけるバングラデシュのシェアは6.8%で、2018年の6.4%から増加した。
ベトナムは年間成長率が8%を記録したにも関わらず、シェアは6.2%と変わらなかった。バングラデシュは2%の成長だった。
世界の衣料品輸出市場におけるバングラデシュのシェアは、ベトナムのシェアが2.9%だった2010年には4.2%だった。
この数字は、先週、ジュネーブにあるWTOが発表した世界貿易統計レビュー2020で明らかになった。レビューではバングラデシュの年間衣料品輸出が340億ドル(3兆7736億円)に達したことも示した。
中国は世界トップの衣料品輸出国を維持したが、シェアは2018年の31.3%から30.8%に減少した。
バングラデシュは中国と欧州連合(EU)に次いで3番目に大きな衣料品輸出国で、4位がベトナムだった。
第5位はインド、第6位はトルコで、両国ともシェアはわずかながら増加した。
EUの輸出額を各国ごとに分ければ、バングラデシュは世界で2番目に大きな衣料品輸出国となる。
WTOの統計では、2019年の衣料品輸出上位10カ国の輸出金額は4110億ドル(45兆6157億円)で、2018年の4210億ドル(46兆7255億円)からわずかに減少した。
WTOは世界貿易の動向を調べ、商品やサービス貿易の最新動向や詳細な分析を行っている。
Bangladesh News/Financial Express Aug 4 2020
https://thefinancialexpress.com.bd/trade/bds-share-in-global-clothing-export-market-increases-further-1596528014
翻訳:吉本