【Financial Express】アジア開発銀行(ADB)は18日、複数の官民パートナーシップ(PPP)インフラプロジェクトへの融資のため、5千万ドル(55.5億円)を承認した。
この融資は、政府機関によるPPPインフラサブプロジェクトの実施に使われる。
金融仲介融資は、インフラプロジェクトに長期的な現地通貨債務ファイナンスを提供するために政府が設立した「バングラデシュインフラ金融基金リミテッド(BIFFL)」の能力を強化するだろう。
マニラに拠点を置くADBは、PPPプログラムの推進やそのパイプラインプロジェクト発展のため、長年パートナーとしてBIFFLを支援している。
ADBによると、彼らはPPP法とPPPの制度的枠組みを発展させ、政府の取引アドバイザーとしてバングラデシュの優先分野を支援しているという。
さらに、企業戦略の見直しと更新でBIFFLを支援し、金融部門開発パートナーシップ特別基金からの助成金として65万ドル(7214万円)の技術支援を提供する。また、環境・社会の安全対策とプロジェクト実施を管理する能力の評価や向上を行っている。
「この支援は、PPPインフラプロジェクトを開発し、より大きな民間インフラ投資を触媒する政府の能力を強化するのに役立つでしょう。バングラデシュがパンデミックの深刻な影響から回復し始めるにつれて、PPPはインフラを開発し、雇用を創出するため、民間の資源を活用する重要なツールとして浮上するでしょう」
ADBの金融部門上級専門家であるドンドン・ツァン氏は述べた。
Bangladesh News/Financial Express Aug 18 2020
https://thefinancialexpress.com.bd/economy/bangladesh/adb-approves-50m-to-bankroll-ppp-infrastructure-projects-1597752864
翻訳：吉本