ダッカの緑地はわずか2%

ダッカの緑地はわずか2%

【Financial Express】環境人権団体の調査によると、首都ダッカでは建物や建設現場が総面積の83%を占めている。一方、緑地はわずか2%に過ぎない。

ダッカ市内にある国民記者クラブで開かれた「住みやすいダッカを構築するための私たちの役割」と題した討論会で、環境人権団体サブジュ・アンドロンが調査結果を発表した。

「2000年には建物は市内の70%でしたが、2020年5月の調査では83%になりました。<中略>そして、緑地はわずか2%です」
サブジュ・アンドロン創設者のバッピ・サルドール理事長が、団体の情報調査委員会のデータを引用して述べた。

「水域やオープンスペースは15%から6%足らずに減少しています。しかし、緑化は5%増加しました」

サブジュ・アンドロンは、南・北ダッカ市にある合計139区(305.871平方キロメートル)を、リモートセンシング(遠隔探査)画像解析とGIS(地理情報システム)技術で調査を行った。

同団体は、ダッカ市が住みやすい街になるよう、複数の要望書も提出した。

要望書には、河畔や運河、鉄道、土地などの土手に沿って25%の緑化を行うことや、承認を受けたすべての住宅プロジェクトで緑化を行うことなどが含まれる。

Bangladesh News/Financial Express Sep 1 2020
https://thefinancialexpress.com.bd/national/only-20pc-area-of-dhaka-remains-green-study-1598968503
翻訳:吉本

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