【Financial Express】輸出促進局（EPB）の暫定データによると、2020-21会計年度第1四半期(7-9月)のバングラデシュの商品出荷額は、前年同期比2.58％増の98.9億ドル(1兆977億円)となった。

輸出収益も2.45％の目標を上回った。

前年同期は96.4億ドル(1兆699億円)だった。

2020年9月単月では、前年同期比3.53％増の30.1億ドル(3341億円)だった。この収益も目標を5.92％上回ったことを暫定データは明らかにした。

輸出の回復は6月に始まり、9月まで継続している。

輸出業者は、西欧市場の緩やかな再開と新規注文の獲得が重なり、以前ストップまたはキャンセルされたほとんどの衣料品が復活したことが好転に繋がったと指摘した。

輸出総額の83％以上を占める衣料品部門は、今会計年度第1四半期に81.2億ドル(9012億円)の輸出収入があり、名目上0.85％の伸びを示した。収益は数カ月前に設定された目標を2.09％上回った。

【中略】

一方、昨年度プラス成長を継続したジュートも上昇基調を維持している。

第1四半期のジュートやジュート製品の輸出収益は39.26％増の3億755万ドル(341.3億円)となり、前年同期の2億2085万ドル(245.1億円)から増加した。

農産物の輸出収益は3.4％増の2億7149万ドル(301.3億円)となった。

冷凍・活魚の輸出収益は5.11％増の1億3160万ドル(146億円)となった。

医療品の輸出収益は4217万ドル(46.8億円)で、20.90％もの伸びを示した。

一方、皮革や革製品の輸出は2億2515万ドル(249.9億円)と前年同期より11.94％減少した。だが、第1四半期の設定目標を3.87％超えた。

家具の輸出収益は1636万ドル(18.2億円)と、4.72％減少した。

EPBのデータによると、第1四半期のプラスチック製品の輸出収益は2617万ドル(29億円)と、16･95％のマイナス成長となった。

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四半期の輸出、目標超える