
【The Daily Star】中央銀行(BB)は6日、複数の通達を出し、様々な産業の外国為替ビジネスで緩和されたルール期限を、来年3月31日まで延長するとした。
銀行は、新型コロナウィルス関連の治療薬や必須医療品の輸入を希望する事業者から、9月30日に期限が切れた50万ドル(5549万円)までの前払いを、3月31日まで延長するよう求められていた。
輸入業者は通常、工場で使う原材料や消費財を含む一般品目の輸入に対して、最大1万ドル(111万円)の前払いが認められている。
前払いが行われない場合、世界の製薬会社はそのような品目の輸出を現在拒否していると、BB関係者は述べた。
「それが、規則を緩和した理由です」
BBはまた、原料輸入業者が来年3月まで輸入支払を行うための1年の時間枠を享受することを許可した。
パンデミック前、企業は工業原料の輸入支払を6カ月以内に行う必要があった。この緩和は、企業に対し、コロナウイルスパンデミックに起因する進行中の金融危機を和らげることを目的としている。
BB関係者によると、多くの輸出業者は、既に輸出製品を生産するための原材料の輸入を行ったという。
だが、世界的な需要の落ち込みをきっかけに、製品を輸出しようとすると複数のハードルに直面する。
このルールは、BBによって出された別の通達に従って、農機具や化学肥料など、農業関係の輸入業者にも適用される。
景気減速の中、輸入業者が円滑に事業を運営するのに役立つだろうと、BB関係者は述べた。
Bangladesh News/The Daily Star Oct 7 2020
https://www.thedailystar.net/business/news/bb-extends-deadline-import-payments-1973861
翻訳:吉本