BR、MRTとのリンクに合意

BR、MRTとのリンクに合意

【Financial Express】バングラデシュ鉄道(BR)は、ダッカメトロ鉄道が提案した建設中の大量高速輸送6号線(MRT6)とBRのコムラプール駅をリンクさせるという提案を、最終的に受け入れた。、

BRは、コムラプール駅を複合交通ハブ(MMTH)にするため、入口付近をあけておくという戦略的な決定を下していたので、駅前側からのMRT6の乗り入れに異議を唱えていた。

MMTHプロジェクトは、日本企業が官民パートナーシップ(PPP)モデルの下、数十億ドルの投資計画を立てて取り組んでいるため、順調に進んでいる。

政府間PPPで日本政府が選定した企業はBRに対し、MMTHの一部として計画しているすべての交通関連プロジェクトを駅背後で受け入れるよう要求している。彼らは、将来の資金調達者が魅力的な計画だと思えるものとするため、MMTHの設計案を作成したと、BR関係者は述べた。

「私たちは内閣府の指示に従い、コムラプール駅とMRT6がリンクすることに許可を出すでしょう」
BRのモハンマド・シャムスッザマン総裁は述べた。

そのうえで、MRT6は政府のプロジェクトであり、利用者がメトロ鉄道からの乗換えの解決策を必要とするため、間もなくすべての関係者との会議が開催されるとした。

MRT6は、ダッカ大量輸送会社(DMTCL)が国際協力機構(JICA)の技術的・財政的支援を受けて、ウッタラ(Uttara)からモティジール( Motijheel)までの建設を進めている。

それまであまり考慮されなかった乗換えの利便性を高めるため、DMTCLは国内初のメトロ鉄道とMMTHをリンクさせることを提案していた。

以前は駅背後からリンクさせるBRの提案を受け入れようとしたDMTCLだったが、そのスペースが狭いことから、解決策を見いだせずにいた。

MRT6とは別に、資本開発局も、コムラプール駅の正面側から高架道路で地上に降りることを計画したが、受け入れられなかった。

情報筋によると、BRはDMTCLの決定を受け入れたが、鉄道相はMMTHのデザイン案について、すべての関係者と話し合いを持つ可能性があるとした。

また、鉄道相は、日本の投資家の要求を首相に納得させようとする可能性もあるという。

4つのMRTやダッカ高架高速道路とは別に、BRは自身の列車サービスや高速列車、バスターミナルなど、9つの交通システムをMMTBに収容する必要がある。

Bangladesh News/Financial Express Oct 27 2020
https://today.thefinancialexpress.com.bd/first-page/br-agrees-on-kamalapur-station-link-with-mrt-6-1603732970
翻訳:吉本

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