【Prothom Alo】新型コロナウィルス拡大防止に取り組む中、バングラデシュでは11月、蚊が媒介するデング熱患者が徐々に増加している。UNB報道。
保健当局によると、16日朝までの24時間で、新たに18人のデング熱患者が確認された。
保健緊急オペレーションセンターやコントロールルームによると、現在、86人の患者がデング熱で治療を受けているが、そのうち84人はダッカ市内で入院しているという。
バングラデシュは昨年、デング熱の大規模な発生に見舞われた。公式数字では10万1354人が罹患し、179人が死亡した。
今年はこれまで885例が確認され、793人が回復、1人が死亡している。今のところ、デング熱関連で死亡が確認されたのは、その8月に報告された1人だけだ。
IEDCR(疫学疾病管理研究所)には、デング熱に関連したとして6件の死亡報告が送られ、現在、2件の調査が行われている。
月別では今年1月の199件が最多記録で、2~9月までは月平均で33.125件の患者が確認されている。
だが、10月に163件と急増、11月はわずか2週間で258件の患者が確認された。今後も増加することが予想される。
1日の最多は25件、11月9日と10日に確認された。
新型コロナウィルスとデング熱の同時増加は、国内の医療システムに深刻な影響を与えることになる。
Bangladesh News/Prothom Alo Nov 16 2020
https://en.prothomalo.com/bangladesh/dengue-cases-increase-in-november
翻訳:吉本