4大プロジェクトは来年完成

4大プロジェクトは来年完成

【The Daily Star】パドマ橋やダッカメトロ鉄道、ダッカ高架高速道路、チャットグラム(Chattogram)のカルナプリ川の下を通るボンゴボンドゥ・シェイク・ムジブル・ラーマントンネルなどの4つの巨大インフラプロジェクトは、来年6月までに完成するだろう。3日、オバイドゥル・カデル運輸相が述べた。

「これらの4大プロジェクトは来年6月までに完成する予定です」
カデル氏は省内で開かれた記者会見で、これらの巨大プロジェクトの作業はペースを上げ、非常に速いスピードで進んでいることを指摘した。

「これらすべてのプロジェクトを来年完成させることを目標に置きながら、一生懸命作業を行っています」

完成すれば、国内道路の接続性や公共交通機関に大きな変化をもたらすことが期待される。

パドマ多目的橋と大量高速輸送6号線として知られるメトロ鉄道は、政府の最優先プロジェクトだ。

パドマ橋は先月、41本の橋脚すべてが繋がり、パドマの大河の両岸を結ぶという大きな進展が見られた。

6.15kmの橋は、ダッカと南西地方21県を結び、国内総生産を1.2%向上させることが期待される。

コストと期限の複数回の修正後、コストは3019.3億タカ(3989.8億円)まで上昇し、期限は2021年6月まで延期となった。しかし、プロジェクト関係者は、コロナ禍と4カ月に渡る川の強い流れで作業が著しく妨げられたため、期限に間に合わないと話している。

昨年12月10日に最後の橋が設置されたことを受け、8年間橋梁局長を務めたコンドカル・アンワルル・イスラム内閣官房長官は、2022年6月までに開通するとしていた。

[メトロ鉄道〕

プロジェクト文書によると、国内初のメトロ鉄道プロジェクトの昨年11月時点での物理的進捗状況は、第1段階のウッタラ(Uttara)ーアガルガオ(Agargaon)間で77.57%、第2段階のアガルガオーモティジール(Motijheel)間で47.49%、全体で53.58%だった。

ウッタラーモティジールを接続する高架鉄道20.1km分は、2200億タカ(2907.1億円)のコストが設定された。運行開始後は、1時間あたり6万人の乗客を運び、少なくとも2時間かかる移動時間を36分に短縮する。

当初、プロジェクト実施期間は2012年から2024年とされていた。

しかし、シェイク・ハシナ首相が、ウッタラーアガルガオ間を2019年までに、アガルガオーモティジール間を2020年までに開通させるよう指示した。

その目標達成に失敗した当局は、2019年5月、独立50周年を祝う今年12月16日に「早期試運転」が行われると発表した。

これについて問われたカデル氏は「期限を少し延長します…メトロ鉄道を含む4つのプロジェクト全てを、来年6月までに開通させます」と述べた。

【後略】

Bangladesh News/The Daily Star Jan 4 2021
https://www.thedailystar.net/frontpage/news/4-mega-infrastructures-target-next-year-completion-2021833
翻訳:吉本

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