輸出減は4月まで続く

輸出減は4月まで続く

【Prothom Alo】バングラデシュ衣料品製造輸出業者協会(BGMEA)のルバナ・ホク会長は、衣料品輸出の減少傾向は4月まで続く可能性が高いと述べた。

「業界の視点から見て、政策立案者のイメージではなく、現実の状況をきちんと見極めた支援を求めます」

ホク氏は、新型コロナ第二波によって引き起こされた不確実性とストレスは、ワクチンが利用できないことと相まって、世界経済への悪影響が持続していると、公開書簡で強調した。

また、欧米のロックダウンによる小売や需要への影響、世界が見た最悪のクリスマス商戦、何よりも価格下落の影響(2020年9月から約5%下落)を考えると、衣料品業界にとって暗黒の年だったとした。

「衣料品業界にとって最も悲劇的な転換点です。適切なリストラや出口政策はなく、欧米の倒産に影響を受け、バイヤーの容赦ない契約や不可抗力条項に悩まされ、工場は激動の時代に直面しています」

また、業界の将来が有望で政府から多くの恩恵を受けているという認識は、今日、適切に再評価しなければならないとした。
「そうでなければ、410万人の労働者の雇用が危うくなります」

商業銀行はバングラデシュ銀行から、2021年1月の第3週までに景気刺激策の返済をするよう指示されている。

「書簡は一昨日発行しました。そして、衣料品業界は今、コロナ第二波の中で、不確実性に深く突入しています」
ホク氏は、給与刺激策のモラトリアムがあと6カ月延長されるか、融資期間が少なくともあと1年(現在は24ヶ月)延長されなければ、衣料品業界は崩壊するとした。

バングラデシュの輸出促進局(EPB)は、2020年12月の輸出実績データを発表したが、輸出に関して憂慮すべきシナリオを描き続けた。

「12月の衣料品輸出は9.64%と連続して落ち込み、年間輸出実績を16.94%減という前代未聞の落ち込みで締めくくりました」

12月の織物輸出は18.07%の減少となり、2020年6月以来の最悪のパフォーマンスを記録した。一方、ニット製品の輸出は、家庭用アパレル需要のおかげで、12月には-0.45%の成長と比較的安定していた。

この2年間の傾向を見ると、2018年10月から2020年の10月までの成長率は-26.03%、2018年11月から2020年11月までの成長率は-14.32%であったことがわかる。

「2018年12月から2020年12月までだと-8.55%になっています。つまり2018年12月の輸出に比べて、20年12月には8.55%も輸出が減ったということです!」

Bangladesh News/Prothom Alo Jan 7 2021
https://en.prothomalo.com/business/current-downtrend-in-export-likely-to-continue-till-april-bgmea-president
翻訳:吉本

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