1月の輸出5%減

1月の輸出5%減

【The Daily Star】コロナ禍による景気低迷で衣料品出荷の回復が遅れていることから、1月の商品輸出は前年1月より4.99%減少し、34.3億ドル(3806.9億円)となった。3日、輸出促進局(EPB)の公式データが明らかにした。

月間目標だった38億ドル(4217.5億円)を9.58%下回った。

現会計年度7月~1月までの当初7カ月間、例年であれば輸出の80%以上を占める衣料品出荷は、前年同期比3.44%減の184億ドル(2兆422億円)に減少した。

衣料品輸出のうち、ニット製品出荷額は99.8億ドル(1兆1077億円)で前年同期比3.84%増となった一方、織物製品の輸出は84.1億ドル(9334億円)と10.85%の減少となった。

コロナ禍で多くの人が自宅に閉じこもったり、自宅でテレワークをしているため、昨年6月から織物製品の出荷は減少している。

一方、自宅での過ごす時間が長くなったことが、ニット製品の需要を押し上げている。

バングラデシュ衣料品製造輸出業者協会(BGMEA)のデータでは、世界貿易の憂慮すべきシナリオを反映して、輸出は依然として落ち込んだ傾向を示す。

EPB発表の最新輸出データによると、1月の衣料品輸出は前年比7.01%減、織物製品の輸出は13.89%減となっている。

「衣料品の主要市場は、パンデミックの長期化に苦しんでいます」
BGMEAのルバナ・ホク会長は述べた。

バングラデシュ冷凍食品輸出協会のカジ・ベライェト・ホセイン会長は、パンデミック前は冷凍魚が1パウンド(約454グラム)あたり12ドルから12.5ドル(1332~1387円)で売られていたと述べた。今ではそれが9ドルから9.5ドル(999~1054円)だという。

「コロナ第二波は冷凍魚に深刻な影響を与えています」

ホサイン氏は、冷凍魚輸出業者は政府の景気刺激策から十分な融資を受けられなかったとし、あと1年延長すべきだと述べた。

7月~1月、ジュートやジュート製品の出荷は、前年同期比27.08%増の7億6563万ドル(849.8億円)だった。家庭用テキスタイル製品の輸出は44.34%増の6億3896万ドル(709.1億円)だった。

皮革・革製品の輸出は5.78%減の5億2658万ドル(584.4億円)、テリータオルの輸出は2.79%減の2331万ドル(25.9億円)、冷凍・活魚の輸出は8.62%減の3億826万ドル(342.1億円)、農産物の輸出は2.06%減の5億9149万ドル(656.5億円)だった。

7月~1月の全体の輸出は、前年同期比1.09%減の226.7億ドル(2兆5161億円)だった。

Bangladesh News/The Daily Star Feb 3 2021
https://www.thedailystar.net/business/news/export-drops-5pc-january-2038337
翻訳:吉本

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