
【Financial Express】政府はバングラデシュ産農産物の輸出を促進するため、行動計画を策定することを決め、計画準備のため、国家協議会や運営委員会などを作ることに着手した。
この決定は、農業省農業マーケティング局(DAM)モハマド・ユセフ局長(DG)を議長に開いた意見交換会でなされた。
会議には、バングラデシュ果物・野菜・関連製品輸出者協会(BFVAPEA)など、関連団体の代表者が出席した。
DAMの資料によると、農産物(加工品・生鮮品)の輸出量は全体の2.0%にとどまっているが、2019-20会計年度、これらの輸出で8億4910万ドル(942.4億円)の収益を上げた。
そのうち、野菜の輸出分は1億6300万ドル(180.9億円)、0.41%に過ぎず、果物の輸出量もごくわずかだった。だが、野菜と果物は、それぞれ世界第3位と第7位の生産量を誇る。
政府は輸出政策の中で農業を重点分野としていた。だが、野菜や果物が国内で余剰になっているにもかかわらず、既存の複雑さのために輸出することができなかった。
DAM高官は、バングラデシュ産の果物や野菜などの高価値作物は、世界の市場をつかむ可能性を秘めていると述べた。
農業の既存の課題を克服するため、政府は農業マーケティング法2018を策定した。DAMは農産物輸出業者との提携を通じて、輸出を増加させるために行動計画を策定する。
DAMは農産物輸出を促進するために輸出窓口を開設し、農業マーケティング政策2021を起草した。
また、バングラデシュ大使館と連絡を取り合い、各国の農産物の需要や輸入基準について情報を得ることを決めた。
Bangladesh News/Financial Express Mar 8 2021
https://thefinancialexpress.com.bd/trade/bangladesh-making-action-plan-to-boost-exports-of-farm-produce-1615086237
翻訳編集:吉本