大胆不敵な行動を称える

大胆不敵な行動を称える

【The Daily Star】ハオワ・カナムさんには2人の幼児と病弱な義母がいるため、自宅から外に出ることは非常に危険だった。

恐怖心を一掃して、彼女はカレールのスラム街のあちこちに手洗いブースを設置し、リーフレットを配布し、社会的距離の維持と衛生の確保について住民に話した。

国際女性デー2021を記念して、本紙と国連開発計画(UNDP)バングラデシュは7日、新型コロナパンデミック中の献身的な取り組みに対して、5人の女性コミュニティワーカーを表彰した。ハオワさんはそのうちの一人だ。

UNDPの「都市貧困コミュニティの生計改善プロジェクト」(LIUPCP)の下、女性たちはダッカの混雑したスラム地域や貧困地域で、新型コロナについての意識を高めるために重要な役割を果たした。

新型コロナと治療法に関する誤った情報が広まったとき、アイーシャ・シディカさん(18歳)はマイクを持って街頭に出て、ウイルスに関する正しい情報と意識を広めた。

サージャ・アクターさんは、パンデミックが発生した時、妊娠6カ月だった。だが、2760世帯に手洗い用品を配布し、妊婦や母親向けに栄養関連の情報を広めた。

ルナ・アクターさんは、衛生や社会距離についての研修を実施し、多くの人が失業や帰休で飢えていたとき、食料援助の手配した。

ビューティー・ラニ・シクダーさんは、カレールのスラム街の数百世帯を一軒一軒訪ね歩き、健康関連情報を集め、手洗い用品を配布して人々の意識を高めた。

本紙とUNDPバングラデシュはデイリースターセンターで行われた表彰式の中で、5人の女性を「ニルバヤ」(大胆不敵)と称し、勇気と無私の貢献に対して盾と賞状を授与した。

「封鎖中に行動を起こした時、恐れはありませんでした。私がやりたかった仕事だからです。本当の課題は、空の道路や交通手段の欠如、警察や軍にとめられないこと、それに外出による感染リスクを恐れて私を退去させようとした家主を説得することでした」
ルナ・アクターさんは述べた。

「LIUPCPの下、衛生の確保とコミュニティの意識向上に貢献する1500人のボランティアを育成してきました」
UNDPバングラデシュのアシュカー・ラーマン常駐代表補佐は述べた。

「彼女たちのような最前線で働く労働者を認識し、表彰できることを誇りに思います。50年前、バングラデシュの『自由の戦士』たちは多くの犠牲を払ってこの国を解放しました。50年後、パンデミックの中、地域社会を救うために勇敢に戦った女性たちを称えることができたことは本当に幸運なことです」
UNDPのスディプト・ムケルジー常駐代表は述べた。

「バングラデシュがパンデミックとなったとき、私たちは皆パニックに陥りました。子どもたちが両親を捨て、遺体が病院に放置されているのを目の当たりにしました。こんな状況の中、地域社会のためにこの勇敢な女性たちがしたことは、本当に模範的なことです」
本紙の最高業務責任者であるミザヌール・ラーマン氏は述べた。

Bangladesh News/The Daily Star Mar 8 2021
https://www.thedailystar.net/city/news/salute-the-fearless-2056689
翻訳:吉本

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