【Prothom Alo】メトロ鉄道プロジェクトで働く国内外の技術者343人(外国人6人)が、新型コロナウィルスに感染した。
プロジェクト実施主体のダッカ大量高速輸送社(DMTCL)のMANシディック社長が、8日のウェブ記者会見で明らかにした。
シディック氏は、3月17日からすべての外国人技術者にワクチンが与えられると述べた。
また、ウッタラーアガルガオン間の進捗状況は81.42%、モティジール間の進捗状況は58.72%だとした。前者の高架鉄道部11.63キロメートルの建設工事は完了し、現在、鉄道敷設などの作業が進行中だ。
DMTCLの情報筋は、建設工事は3月の新型コロナ発生後、4~5月にかけて一時停止になったとした。再開後も外国人技術者が帰国したため、作業ペースは遅くなったという。
新型コロナ発生前、プロジェクトにはアドバイザー、請負業者、下請け業者合わせて約1万人が従事していた。アドバイザーのほとんどは外国人で、請負業者は国内外両方からの参加だった。
ウッタラからモティジールを結ぶ20.10kmのメトロ鉄道プロジェクトは、概算費用2200億タカ(2907.1億円)で2012 年に始まった。
大部分の融資を日本のJICAが行う。政府はこれとは別に5路線を建設する予定で、2030年までに全線開通させることを目標にしている。
Bangladesh News/Prothom Alo Mar 9 2021
https://en.prothomalo.com/bangladesh/metro-rail-project-343-officials-infected-with-coronavirus
翻訳編集:吉本