【The Daily Star】バングラデシュ統計局（BBS）によると、2月の一般インフレ率は、食料品と非食料品共に上昇し、5.32％に加速した。

消費者物価指数（CPI）は1月の5.02％から30ベーシスポイント上昇し、ここ3カ月間の低下傾向が解消された。

食料品インフレ率は、米や食用油、砂糖、ブロイラー鶏の価格が上昇したため、19ベーシスポイント上昇し、5.42％となった。

政府は、食用油価格がここ数カ月急騰したため、国内市場の変動を抑え、一部の悪質業者による価格操作を抑制するため、2月17日に食用油価格を決めた。

BBSの発表によると、2月のジャガイモ、タマネギ、ナス、ヒョウタン、カリフラワー、キャベツ、豆、ダイコン、トマト、ニンジン価格は、前月に比べて下落した。

非食料品インフレ率は48ベーシスポイント上昇し、5.17％となった。

農村部のインフレ率は33ベーシスポイント上昇し、5％になった。これは、非食料品インフレ率の急激な上昇によるもので、1月の4.15％が、2月には4.61％となった。

農村部の食料品インフレ率は1月の5.46％から26ベーシスポイント上昇し、5.72％となった。

都市部の一般物価上昇率は5.30％で、25ベーシスポイント上昇した。食料品のインフレ率は4.72％から4.76％に上昇した。

都市部の非食料品インフレ率は51ベーシスポイント上昇し、5.92％となった。

中央銀行（BB）は世界銀行と食糧農業機関の商品・食品価格指数を分析し、世界的な物価上昇により、今後数カ月間でさらにインフレ率が上昇する可能性があると警告した。

BBは2月2日、近い将来、世界的なインフレが訪れる可能性があると述べた。その結果、何らかの圧力に直面する可能性がある。

世界銀行によると、2月の商品価格は引き続き高騰しており、エネルギー商品は14.3％、非エネルギー商品は2.5％上昇した。

BBは、今年度のインフレ目標を5.4％に設定している。

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2月のインフレ率5.32％