開発支出 過去10年で最低

開発支出 過去10年で最低

【The Daily Star】実施監視評価局(IMED)によると、現会計年度7~2月のバングラデシュの開発支出は、過去10年間で最低を記録した。政府機関は割り当てられた予算の33.83%しか支出しなかった。

2020-21会計年度当初8カ月間の年次開発プログラム(ADP)は、前年同期の8014億3060万タカ(1兆590億円)の9.4%減、7260億3350万タカ(9594億円)に減少した。

これは、国内経済がパンデミックによる低迷からまだ完全に抜け出していないことを意味する。

当初8カ月間の国費支出は12.19%減の4613.9億タカ(6097億)となり、大きな打撃を受けた。また、外国からの支出もわずかに減少した。

「多くの省庁でADPの実施が遅れていますが、昨年3月以降は新型コロナウィルスの影響で、実施がさらに減っています」
計画省の関係者は本紙に述べ、今は徐々に増えてきたと補足した。

世界でパンデミックが発生し、保健分野へのさらなる支出が求められているにもかかわらず、保健サービス局は当初8カ月間、ADP割当て総額の21.38%、2083億タカ(2753億円)しか支出しなかった。

橋梁局もADPの実施が遅れ、8カ月間の支出は予算の25.16%にとどまっている。そのため、パドマ橋の年間割り当ては209億9930万タカ(277億円)に減少した。当初の割当は500億タカ(661億円)だった。

科学・情報通信省は30.38%しか支出しなかった。2400MWのループプル原子力発電所への割り当ては1兆1309億2千万タカ(1兆4944億円)と単一では最大のプロジェクトだが、今年度当初予算は1016億6780万タカ(1343億円)と、当初割当より552億4350万タカ(730億円)削減された。

昨年12月までの発電所プロジェクトの進捗率は34.34%だった。

Bangladesh News/The Daily Star Mar 12 2021
https://www.thedailystar.net/business/news/development-spending-decade-low-2059169
翻訳編集:吉本

#バングラデシュ #ニュース #ADP #年次開発支出