【Prothom Alo】保健サービス総局（DGHS）によると、16日朝8時までの24時間、2万748件の検査を行った結果、1719人の新型コロナウィルス感染者が明らかになった。これで感染者総数は55万887人となった。

24時間の感染率は8.3％だった。

死亡した人は26人で、死亡者総数は8597人となった。

一方、この24時間を含めた累計回復者数は51万4479人となった。

新型コロナウイルスの状況は、新たな感染者、感染率、死傷者が増加するなど、再び悪化している。

15日朝8時までの24時間で、1万8695件の検査が行われ、1773人が陽性であることが判明した。感染率は約10％で、過去3カ月にはなかった高さとなった。

死亡者数も急上昇している。この24時間の死亡者は26名で、過去2カ月半で最も多かった。

保健サービス総局（DGHS）の発表がメディアに掲載された直後から、政府はロックダウンを再び行うのか、教育機関は開くのか、開かないのかという疑問が各界から沸き起こった。

15日に開かれた保健省の会議後、ザヒド・マレク保健相は記者団に対し、教育機関の再開は教育省が最終的に決定するとし、必要であればマスクを着用しているかどうかを確認すると述べた。

[状況はどうなっているのか]

3週間前の時点では、感染者数、感染率、死者数ともに少なかった。しかし、その数は徐々に増えている。なぜか？

著名な病理学者が匿名で本紙に語ったところによると、2つの理由が考えられるという。まず、英国で発見されたコロナウイルスの新しい変異株が、1月5日にバングラデシュで検出されたこと。第2にモンスーンによる影響の可能性。いずれにしても、早急に科学的評価が必要だと述べた。

疫学疾病管理研究所 (IEDCR)ディレクターのタウミナ・シリン教授は、少なくとも10人から英国の変異株が検出されたと述べた。

この変異株は、ダッカとシレットに住む英国人駐在員から初めて見つかった。政府は英国人駐在員を強制的に隔離するよう指示したが、全員その指示に従ったわけではないという疑惑があるという。

一方、国家諮問会議の招集者モハンマド・シャヒドゥラー教授は、国民の無秩序な活動を非難する。
「マスクをする、社会的距離を保つ、健康ガイドラインを守るといったことが、ここ数カ月で緩んできています」

DGHS局長代行のナシマ・スルタナ教授は、「観光地には市民が押し寄せています。婚礼などのイベントも増えています。これらが感染率上昇の理由です」と述べた。

現在までに440万人以上が新型コロナウイルスワクチンの初回接種を受けた。だが、この数ではまた感染予防には不十分だ。科学者や公衆衛生の専門家は、人が集まる場所を避け、健康ガイドラインに従うことを徹底すべきだと提唱する。

モハンマド・シャヒドゥラー教授は、マスクをせずに家から出てきた人には、必要に応じて罰を与えるべきだと述べた。

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感染者、死者増加