2450万人が新たな貧困層に

2450万人が新たな貧困層に

【Prothom Alo】コロナ禍で新たに2450万人が貧困層になったことが最新調査で明らかになった。

調査によると、今年3月までに、総人口のうち14.75%が貧困層になったという。

一方、貧困ラインを超えている国民も、いつでも貧困層に陥る可能性があると、報告書は述べる。

貧困層は農村部よりも都市部で増えた。今年3月までに新たに貧困層となった国民の約59%が都市部に、44%が農村部に暮らす。

権利と参加研究センター (PPRC)とブラック・ガバナンス・開発研究所(BIGD)は20日、「貧困のダイナミクスと家計の現実」と題した調査結果を発表した。

記者会見には、PPRCのホサイン・ジルール・ラーマン所長とBIGDのイムラン・モティン専務理事が出席した。

ジルール氏は、コロナの影響は都市部のスラム居住者より、農村部の日雇い労働者の方が小さいと述べた。

調査によると、昨年、スラム居住者の27.3%が故郷に帰るために都市部を離れたが、そのうち9.8%は都市部に戻っていないという。

また、市内のスラム居住者の収入はパンデミック前に比べて減少したが、今年3月の非食品支出は昨年6月から倍増した。

さらに、農家以外の全職種の収入は、昨年2月に比べて減少したとジルールは強調した。

Bangladesh News/Prothom Alo Apr 21 2021
https://en.prothomalo.com/business/covid-19-turns-245m-people-new-poor-survey
翻訳編集:吉本

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