リキシャでも治療

リキシャでも治療

【Financial Express】新型コロナウィルス感染症が急増する中、病院のベッドが不足しているため、ジョショール(Jashore)総合病院では廊下にまで患者が溢れかえっている。そのため、車寄せまで患者を運んできたリキシャの中で治療することを余儀なくされている。

医療従事者は遠くから押し寄せる膨大な数の患者の対応に苦労し、患者数、死者数ともに日に日に増加している。

地元ユニオン協議会議長によると、大勢の人が熱や悪寒に苦しんでいるという。

通常、このモンスーン期にインフルエンザは流行する。一方で新型コロナウイルス感染が拡大しているため、患者の苦しみに加え、医療施設の負担も大きくなっている。

「早く治療を受けなければならないのに、患者は自分が普通の風邪なのかコロナウイルスなのかをわかるまで、貴重な時間を浪費しています」
アラブプールユニオン協議会のシャハルル・イスラム議長は述べた。

ほとんどの患者は、病状がひどくなってから病院へやってくる。

アクタルッザマン院長は、患者は到着後ただちに酸素供給が必要だが、すぐ酸素不足に陥るかもしれないとの懸念を示した。

ジョショール市民病院局の医療担当者リューニワズ氏によると、7日朝までの24時間で少なくとも6人が病院で死亡したという。

アリフ・アーメド医師は、それとは別に新型コロナ感染症に似た症状で8人が死亡したと述べた。

7日は155人の患者が病院で治療を受けたという。

ジョショール市民病院局のシェイク・アブ・シャヒーン氏は、コロナウイルスの感染急増は極めて明白だと述べ、地方では感染率が非常に高く、当局は市民の啓発活動に力を注いでいるとした。

Bangladesh News/Financial Express Jul 8 2021
https://thefinancialexpress.com.bd/national/bed-crisis-compels-doctors-to-treat-covid-19-patients-on-rickshaw-vans-1625678056
翻訳編集:吉本

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