イード帰省渋滞30km

イード帰省渋滞30km

【Prothom Alo】ダッカ(Dhaka)-タンガイル(Tangail)-ボンゴボンドゥ橋間の高速道路で極度の渋滞が発生した。ボンゴボンドゥ橋東端からタンガイルショドル郡タルティアまで30kmにも及ぶ渋滞に巻き込まれたイード帰省客は、大変な思いをしている。

通常の何倍もの交通量がもたらした状況だが、朝から降った雨も渋滞を拡大させている。

ボンゴボンドゥ橋料金所によると、通常は1日に1万2千~3千台の車両が通るが、19日午前6時からの24時間、4万8423台の車が橋を渡ったという。

車両の増加により、昨夜遅くから渋滞が始まった。渋滞は橋の西端で始まり、東端に伸び、朝にはタルティアに到達した。

20日朝、特派員が高速道路を訪れたところ、車両は北向きの車線に沿って30kmに渡って伸びていた。車両は一カ所に長く留まり、少しずつしか進まなかった。

タルティアに住むトラック運転手のモホー・アリさんは、30分以上も同じ場所から動けず、わずか2kmの移動に40分かかったと述べた。低所得者や労働者階級の人は、トラックやピックアップバンの荷台に乗っているため、雨が降ることで大変さは増している。

衣料品工場で働くソブハン・シェイクさんは、値段が安いからとガジプール(Gazipur) からボグラ(Bogura)までトラックの荷台に乗って移動していた。だが、雨と交通渋滞に大いに悩まされていた。

乗客、特に女性客は交通渋滞でひどく苦しんでいた。彼らはトイレを借りるため、高速道路のそばにある民家に走った。

ダッカからラジシャヒ(Rajshahi)に向かうマイクロバスの乗客ハビブル・ラーマンさんは、エレンガCNGステーションで渋滞に巻き込まれた。彼によると、タンガイルバイパスからエレンガまでの10kmを来るのに2時間以上かかったという。

ボグラ行きのバスに乗っていたフマユン・ラシッドさんは、渋滞の中で何時間も座っていなければならないので、乗客は病気になってしまい、イードの楽しさが台無しだという。

警察によると、交通渋滞に対処するため、600人以上の地方警察と200人以上のハイウェイ・ポリスが配備されている。

Bangladesh News/Prothom Alo Jul 20 2021
https://en.prothomalo.com/bangladesh/bangabandhu-bridge-highway-sees-30km-tailback
翻訳編集:吉本

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