【Financial Express】北ダッカ市（DNCC）は、イード・アル・アドハ(犠牲祭)で生贄として捧げる動物から出た廃棄物を、24時間以内に撤去すると発表した。
「廃棄物撤去のために準備をしています。我々の目標は24時間以内に片付けることです」
DNCCのMdアティクル・イスラム市長は述べた。
「この件に関して、市民に支援を求めています。現在コロナパンデミック真っ只中で、(デング熱の要因となる)熱帯シマ蚊も増えています。このような状況下、市民はより積極的に行動しなければなりません」
DNCCは65万枚のゴミ処理袋、50トンの漂白粉、5リットル入りの清掃用缶1005個を提供する。袋と漂白剤はすでに区議会議員に配布された。
それにもかかわらず、ゴミが家の前に無造作に捨てられていれば、当局は何らかの措置をとるとアティックル氏。
「もし家の前にゴミが無造作に置かれていたら、私はトラックにゴミを満載してそこに捨てるでしょう。数人の行動のため、何十万人もの人々を苦しめたくはありません。これは、環境を汚すすべての人への警告です」
DNCCによると、イード期間中、ダッカ市北部では20万頭以上の動物が生贄になる可能性があるという。市は儀式を行う場所として307カ所を指定した。また、儀式に向けて、250人のイマーム(イスラム教指導者)と250人の食肉加工業者に研修を行った。さらに、道路や排水溝の横で動物を生贄としないように警告した。
廃棄物の撤去には、2667人の清掃スタッフなど、1万1508人の清掃員を割り当てる。また、市の廃棄物運搬車、重機、ウォーターボーザーを提供し、その他の車両についても外部と契約。イードの前日から翌々日までの廃棄物処理のため、合計493台の車両が投入される。
さらに、11台のウォーターバワーが、水と消毒剤を使って犠牲動物のいる場所を消毒する。DNCCは11人でチームを結成し、廃棄物撤去作業を監督する。
Bangladesh News/Financial Express Jul 20 2021
https://thefinancialexpress.com.bd/national/dncc-aims-to-remove-eid-waste-within-24-hours-1626764844
翻訳編集：吉本