新LDC報告書発表:UNCTAD

新LDC報告書発表:UNCTAD

【Financial Express】国連貿易開発会議(UNCTAD)は27日、「後発開発途上国(LDC)報告書2021」を発表した。

UNCTADの代表的な出版物であるこの報告書は1996年に初めて発行され、今回で第25版となる。

最新報告書は、国連(UN)が1971年にLDCカテゴリーを設けてから50年に渡る歩みに加え、ポスト・コロナにおけるLDC国の社会経済状況に焦点を当てていると、報告書作成に関わった関係者は述べた。

現在、国連によって46カ国がLDCに分類されているが、バングラデシュは2026年までにLDC分類から卒業することになっている。

46カ国のうち、以下36カ国は世界貿易機関(WTO)に加盟している。

アフガニスタン、アンゴラ、バングラデシュ、ベナン、ブルキナファソ、ブルンジ、カンボジア、中央アフリカ共和国、チャド、コンゴ民主共和国、ジブチ、ガンビア、ギニア、ギニアビサウ、ハイチ、ラオス人民民主共和国、レソト、リベリア、マダガスカル、マラウイ、マリ、モーリタニア、モザンビーク、ミャンマー、ネパール、ニジェール、ルワンダ、セネガル、シエラレオネ、ソロモン諸島、タンザニア、トーゴ、ウガンダ、イエメン、ザンビア。

また、以下の8カ国はWTO加盟を目指して交渉中だ。

ブータン、コモロ、エチオピア、サントメ・プリンシペ、ソマリア、南スーダン、スーダン、東ティモール。

報告書によると、バングラデシュは1971年に国連がLDCカテゴリーを設けて以来、「キャッチアップ」した7カ国のうちの1つとなっている。

「現在のLDCのうち、過去50年間、世界平均の1人当たりのGDP成長率を常に1%以上上回っているのは、バングラデシュとブータン、カンボジア、ラオス人民民主共和国、レソト、マリ、ミャンマーだけだ」

1人当たりの所得の長期的な成長率が、世界の加重平均を1%ポイント以上上回っている国を、国連は「キャッチアップ」と呼んでいる。

Bangladesh News/Financial Express Sep 28 2021
https://thefinancialexpress.com.bd/economy/unctad-to-release-new-ldc-report-today-1632738578
翻訳編集:吉本

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