湾内に大量の海洋資源存在

湾内に大量の海洋資源存在

【Financial Express】バングラデシュは、ベンガル湾内に商業利用可能な海藻とガスハイドレートが大量に存在することを発見した。

英国とオランダの支援を受けた外務省海事局が2年に渡って行った海洋資源調査で明らかになった。

「調査では220種類の海藻、347種類の魚、52種類のエビ、5種類のロブスター、498種類の貝、61種類の海草が存在することがわかりました。複数の海草類は巨大なタンパク質含有量と動物性脂肪を含有しているので、養殖魚や動物の飼料として使うことができます」
AKアブドゥル・モメン外相は調査結果についてメディアに説明し、バングラデシュは動物用飼料の巨大な国内市場を持っていると補足した。

海藻には国内の食品加工業界が輸入している「寒天」を含むものがあり、食品添加物としても利用できる。また、化粧品産業で多用されるゲル化剤を大量に含む海藻類も数種類存在した。

これらの海藻はスキンケア化粧品の製造に使用される高価な化粧品成分を含んでいると、モメン氏はいう。

また、地震によるリモートセンシング調査を通じて、海上境界の排他的経済水域には0.11~0.63兆立方フィート(tcf)のガスハイドレートが埋蔵されていることが推測できたとした。この埋蔵量は天然ガスの17~103tcfに相当する。

正確な量は詳細な地震探査の後に確認できるという。

海からのガスハイドレートの探査技術はまだ確立されていないため、多くの先進国でまだ未利用資源となっている。

「近いうちに技術が確立され、探査が可能になることを期待しています」
モメン氏は述べた。

Bangladesh News/Financial Express Jan 6 2022
https://thefinancialexpress.com.bd/national/bangladesh-finds-huge-reserves-of-seaweed-gas-hydrate-in-bay-1641385040
翻訳編集:吉本

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