【Financial Express】国内のコロナウイルス患者の15~20%がオミクロン変異型に感染していると、ザヒド・マレク保健相は述べた。
データはバングラデシュで伝染力の強い変異型の地域感染が進行していることを示唆していると、12日ダッカで開かれたイベント後、記者団に語った。
「統計によると、患者の15~20%がオミクロン変異株に感染しています。感染率の増加はオミクロン株の市中感染が始まっていることを示しています」
国内の感染率はかなり前から急速に増えている。12日だけで、3千人近い新規感染者が報告され、陽性率は12%に迫った。
バングラデシュでは12月第2週、ジンバブエから帰国した2人の女性クリケット選手から初めてオミクロン変異株が確認された。
インフルエンザの全データを共有する世界的なイニシアチブGISAIDによると、バングラデシュではこれまで30人のオミクロン患者を確認、すべてダッカで発生している。
12日には首都ダッカ以外で初めて、ジョショールで3人の患者が発生したことが報告された。ジャショール科学技術大学が患者のサンプルのゲノム配列を決定、データを提出した。
そのうち2人はインド人で、1人はバングラデシュ人。同大学ゲノムセンター副所長のMdイクバル・カビル・ジャヒド博士によると、バングラデシュ人患者には海外渡航歴はないいう。
「この患者は海外からの旅行者と接触していません。ですから、市中感染と推測されます」
インド人2人は帰国中に陽性となった。
政府の疫学疾病管理研究所 (IEDCR)の最高科学責任者であるASMアラムギル博士は、海外から到着したコロナウイルス患者や濃厚接触者のゲノムを解析している。オミクロン変異株はそのうち複数の人から検出されたという。
Bangladesh News/Financial Express Jan 12 2022
https://thefinancialexpress.com.bd/national/15-to-20pc-covid-19-patients-in-bangladesh-infected-with-omicron-1642006928
翻訳編集:吉本