国内航空市場に2社参入

国内航空市場に2社参入

【Financial Express】経済回復と機動性急増によって成長する国内航空市場を見越して、新たに2社の国内航空会社が誕生する予定だ。

エア・アストラとフライ・ダッカの両社は数カ月前、航空規制当局であるバングラデシュ民間航空局(CAAB)からNOC(許可証明書)を取得した。現在、両社は離陸前の航空運航証明書(AOC)を申請している。

エア・アストラのKMザフォー・ウッザマン地上支援業務部長は本紙に対し、3月末からの運行開始に向けて準備を進めていると語った。

一方、フライ・ダッカは5月の就航に向けて準備中だと、同社幹部は語った。

バングラデシュには現在3つの航空会社があるが、毎日何千人もの乗客が国内外を行き来している。

国営バングラデシュ・ビマン航空が最大の旅客航空会社で、その他、民間のUSバングラ航空とノボ・エアが運行している。

ザフォー氏によると、同社はミャンマーのナショナルフラッグキャリアであるATR72-600シリーズ3機をすでに予約したという。この航空機はミャンマーの会社が1年間利用し、現在、コロナパンデミックの影響で待機している。

「3月以降、順次、国内各都市への運航を開始する予定で、今後数カ月で機体を充実させていきます。来月には3機の航空機がダッカに着陸し、CAABがフライトをチェックする予定です。3月末までにAOCを取得する予定です」

CAABの匿名の高官は、両社はすでにNOCを取得したと語り、現在、運航開始前に両社の能力をすべて検証しているとした。

民間航空・観光省のスケシュ・クマール・サーカー事務次官は本紙に対し、様々な方法で情報を提供し、国内航空産業の発展を支援するために取り組んでいると語った。

「政府は現在ダッカ空港に第3ターミナルを建設しています。また、コックスバザール空港を拡張し、地域航空会社のハブにしようとしています。さらに、乗客により良いサービスを提供し、航空業界の発展を促進するため、ほとんどすべての空港機能を拡張しています」

エア・アストラのザフォー氏は、バングラデシュでは毎日多くの人々がさまざまな目的地や観光地へ飛行機で行き来し、航空産業を発展させる大きな余地があるという。
「乗客の数は毎月増えています。経済再開で、国内の航空・観光産業は大きな後押しを受けています。何千人もの乗客が飛行機で各地を訪れていますが、この流れは当分続くでしょう」

航空関係者によると、日本在住のバングラデシュ人が所有するエア・アストラは、アストラ航空株式会社として運航する予定だ。

また、国内アパレル会社シャシャ・デニム(Shasha Denims)社が所有するフライ・ダッカは、フライ・ダッカ航空株式会社として運行される。

現在、バングラデシュを発着する国際航空会社は30社以上で、世界各地のさまざまな都市に就航している。毎日100便近くが運行され、平均1万人以上の乗客(多くはバングラデシュの外国人労働者)がダッカ空港を利用する。

Bangladesh News/Financial Express Jan 20 2022
https://thefinancialexpress.com.bd/trade/two-more-airlines-joining-bangladeshs-domestic-aviation-market-1642649265
翻訳編集:吉本

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