BIWTA 直通道路提案

BIWTA 直通道路提案

【Financial Express】バングラデシュ内陸水運公社(BIWTC))は、フェリー客の通勤の困難さを軽減するため、ショドルガット(Sadarghat)とグルシャン(Gulistan)地区を地下または高架で結ぶ直通道路を建設するよう「船舶省に関する国会常任委員会」へ提案した。

実現できれば時間と交通費の節約になり、河川ルートにより多くの乗客を引き寄せるだろうと述べた。

また、乗客の苦痛を和らげるため、ショドルガットとオールドダッカ(Old Dhaka)にある卸売市場を移転し、河港(ショドルガット)につながる道路や歩道を解放することを提案した。

BIWTAのカジ・ワキル・ナワズ港湾交通担当理事は、地下トンネルや高架道路を追加すれば、港がより効率的に機能すると述べた。

同公社はショドルガット・フェリーターミナルで行先別の桟橋を指定し、物流の円滑化に取り組んでいる。現在、特定の商品ごとに異なる桟橋が使われている。

BIWTAは駐車場建設と道路の拡幅も提案した。

国会常任委員会に提出されたBIWTAの報告書によると、ショドルガットからは毎日80~150隻の2階建てフェリーが南部地方へ乗客を運んでいるという。

その数10万人以上、港を経由して商品も高速輸送されている。

通勤のためにブリゴンガ川をボートで渡る人も多く、渋滞に巻き込まれない高速輸送手段となっている。だが、この地域の狭い道路では常に渋滞が発生する。

港には駐車場がないため、荷物を積んだトラックやフェリー客の車が路上に駐車され、状況はますます悪くなっている。そのうえ、港を通る乗客や荷物の数は増え続けている。

卸売市場の多いショドルガット地区には多くの商人が訪れ、交通量も増えている。また、歩道を占拠する露天商や違法駐車の車が、特にイードの時期、乗客の苦痛を増大させる。

「道路幅を広げない限り、交通渋滞は解消されません」
ナワズ氏は述べた。

報告書によると、BIWTAは世界銀行から資金提供を受けて、港の左側にあるソサンガット(Sosanghat)に新ターミナルを建設する予定だという。乗客の乗降を容易にするため、21カ所のポンツーン(浮き桟橋)や桟橋を設置する。

国会常任委員会のメンバーであるSMシャウザダ氏は、政府は港の移転を考えているとし、実現すれば交通渋滞はなくなるだろうと述べた。
「BIWTAの報告書は単なる提案に過ぎません。最終的な判断はあとで政府が行います」”

Bangladesh News/Financial Express Feb 6 2022
https://thefinancialexpress.com.bd/national/biwta-proposes-sadarghat-gulistan-direct-road-link-1644140672
翻訳編集:吉本

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