
【Financial Express】バングラデシュと日本企業の出会いの場を創出するため、24日から3週間のビジネスミーティングが始まった。
コロナ禍で2019年以降対面ミーティングを中止しているため、20日間にわたる企業間取引(B2B)イベントはオンライン形式で行われる。
主催は日本バングラデシュ商工会議所(JBCCI)で、ハイソン・インターナショナル、国連工業開発機関(UNIDO)東京、在日バングラデシュ大使館が支援する。
3月15日まで開催されるB2Bミーティングは、すでにバングラデシュ企業24社が、1対1または分野別のミーティングを行うために登録した。
「イベント・ハブ(EventHub)」プラットフォームを通じてのマッチングは、バングラデシュ企業が日本企業と直接交流し、ウェブミーティングを通じてビジネスベンチャーについて議論することができる。
対象分野は、物流、繊維、繊維化学、皮革製品、農業、ICT、金融・保険、エンジニアリング・コンサルタント、eラーニング、電池、再生エネルギー(太陽光)、会計、ビジネス支援・研究、スキル開発、皮革、ジュート、食品、工業団地、法律事務所、BPO・アウトソーシング・ソフトウェア、健康・美容など多岐に渡っている。
JBCCI会長兼ハイソン・インターナショナル最高経営責任者のMジャラルル・ハイ氏は、このB2Bイベントは2017年から成功裡に終わっているため、両国の参加者は年々増えていると述べた。
2020年のビジネスマッチングではバングラデシュ企業22社、日本企業80社が参加し、180回のミーティングが行われた。
2021年はバングラデシュ企業30社が参加、日本企業62社と160回のミーティングを実施した。
「民間企業の機密保持のため、実際のマッチングの進捗をお伝えすることは困難です。しかし、バングラデシュと日本企業の参加は、実りあるものであることを証明しています」
ジャラルル・ハイ氏は本紙の電話取材に答えた。
また、コロナ状況が改善された場合、9月に物理的なB2B会議を開催する計画もあるという。
バングラデシュへ進出する日本企業はこの10年間で83社から321社へと4倍に増えた。経済特区設置や日本企業のインフラ整備への参画もあり、今後も増加傾向が続くと見られている。
Bangladesh News/Financial Express Feb 27 2022
https://thefinancialexpress.com.bd/economy/20-day-bangladesh-japan-b2b-meet-begins-virtually-1645762072
翻訳編集:吉本