JICAの協力50周年

JICAの協力50周年

【Financial Express】16日、バングラデシュと日本国際協力機構(JICA)の協力50周年を記念した東京の番組にビデオメッセージで出演したハシナ氏は、先進国になるというバングラデシュのビジョンを実現するため、日本の支援を求めた。

また、両国の友好関係を戦略的パートナーシップの新たな高みへと導くため、「日本-バングラデシュ-包括的パートナーシップ」協議が始まったと述べた。

ハシナ氏は、日本政府と日本国民の貴重な支援と貢献に深く感謝しているとし、誠意や友情、相互尊重が二国間関係を長続きさせるための核となる価値観であるとの考えを示した。

また 「国父」ムジブル・ラーマンが1973年に初めて東京を訪問し、バングラデシュと日本の関係の基礎を築いたとしたうえで、1992年、1997年、2010年、2014年、2016年、2019年の自身の日本訪問と、2014年の安倍首相(当時)のバングラデシュ訪問が両国間の関係強化に繋がったと述べた。

さらに、バングラデシュの開発に対するJICAの貢献を強調し、日本を最も信頼できる友人の一人であり、唯一最大の開発パートナーとして認識していると述べた。

JICAは1971-72会計年度の1060万ドル(14.1億円)の無償資金協力から始まり、現在の資金援助は280億ドル(3兆7136億円)に達した。

この援助により、マタルバリ石炭発電所、マタルバリ港開発プロジェクト、ジャムナ川にかかるボンゴボンドゥシェイクムジブ鉄道橋、ダッカ市のメトロ鉄道、ハズラトシャージャラル国際空港拡張プロジェクトが実施されている。

「バングラデシュは2026年に発展途上国に卒業するという認識を既に持っており、先進国にするという国父の夢の実現に向けて前進しています」

ハシナ氏は日本の天皇・皇后両陛下に心を込めた挨拶を伝えるとともに、首相と友好国日本の国民に深い挨拶と心からの祝辞を述べた。

Bangladesh News/Financial Express Jun 16 2022
https://thefinancialexpress.com.bd/economy/pm-seeks-japanese-support-to-become-developed-nation-by-2041-1655385928
翻訳編集:吉本

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