南西地方へのバス路線拡大

南西地方へのバス路線拡大

【THe Daily Star】6月25日にパドマ橋が開通することで、民間・公共バス会社が南西地方へのサービスを拡大する予定だ。

豪華サービスを提供する民間事業者を含む大手事業者の中には、各地域でバスの本数や行き先を増やすことを計画しているところもある。

現在、南部地方の3、4県でバスを運行するバングラデシュ道路交通公社(BRTC)は、この地方全県でサービスを提供することを計画している。

また、県間ルートでAC(エアコン付き)バスサービスを提供するグリーン・ライン・ポリボハン(Paribahan)は、クルナ(Khulna)とジョソール(Jashore)ルートのバス運賃を最大200タカ(399円)引き下げる。

事業者は、パドマ橋経由でダッカと南西地方が直接結ばれることで移動時間が短縮され、燃費も向上し、乗客数も増えると予想しているため、ブームになる可能性が高い。

6月25日はハシナ首相が開通式に参加、一般開放は翌26日午前6時となる。開通後は、ダッカと南西地方21県が結ばれる。

グリーン・ライン・ポリボハンは現在、ダッカ(Dhaka)からマグラ(Magura)経由クルナ行き、ゴパルゴンジ(Gopalganj)経由クルナ行き、ベナポール(Benapole)行きのACバスサービスを提供している。

同社のアブダス・サッタール総務部長は、6月26日からサトキラ(Satkhira)行きを、また、3年間停止したままのダッカ-ボリシャル(Barishal)間サービスも復活させるという。

ボリシャル(Barishal)やポトゥアカリ(Patuakhali)経由でクアカタ(Kuakata)行きサービスも開始する。
「現在20台のバスを運行していますが、パドマ橋開通後はさらに10台を追加する予定です」

ダッカからクルナまで、現在はバスで約11時間かかる。だが、パドマ橋開通後は5時間程度に短縮され、燃費も良くなる。
「そのため、バス料金を引き下げることにしました」

ダッカからクルナまでは1400タカ(1997円)から1200タカ(1711円)に、ダッカからボリシャルまでは1200タカから1000タカ(1426円)に、ダッカからベナポールまでは1600タカ(2282円)から1500タカ(2139円)になるという。

BRTCは現在、ダッカ-クルナ、ダッカ-ジャソール、ダッカ-ボリシャルのルートでバスを運行している。

「現在、パドマ橋を利用して、南西地方全県にサービスを拡大する計画を立てています」
BRTCのタズル・イスラム会長は、バスの台数も増やす予定で、最終決定は来週になるとした。

一方、バングラデシュ道路交通経営者協会のコンドカル・エナィエト・ウラー事務局長は事業拡大について懐疑的だ。
「ほぼすべての主要事業者が、南西地方にサービスを拡大する予定です。そのため、より多くの乗客を獲得する厳しい競争に直面する可能性があります 」

Bangladesh News/The Daily Star Jun 17 2022
https://www.thedailystar.net/news/bangladesh/transport/news/bus-operators-expanding-services-southwest-3049246
翻訳編集:吉本

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