インドとの接続強化

インドとの接続強化

【Financial Express】3日、ルプシャ(Rupsha)鉄道橋とクルナ(Khulna)-モングラ(Mongl)港鉄道線は、商品の往復輸送と接続強化を大幅に促進すると、インド政府は述べた。

また、モングラ港へのアクセスも容易になり、地域内の農産物をはじめ、国内企業の市場アクセスも改善されとした。

さらに、バングラデシュ南西地方にある著名な観光スポットにプラスの影響を与えることが期待されると、ダッカにあるインド高等弁務官事務所は述べた。

インド政府によるバングラデシュへの信用供与(LOC)の下で進められているクルナ-モングラ港鉄道線プロジェクトの一部ルプシャ鉄道橋は、今年6月25日に完成した。

この橋はインドのM/s L&T社が建設した5.13kmの広軌単線鉄道橋で、クルナとモングラ港を鉄道で結ぶ。

UNBによると、この橋は潮入川であるルプシャ川に建設され、杭打ち作業に特殊なベースグラウティング技術を必要としたため、技術的に大変な作業となったという。

高架橋部分には合計856個の杭基礎が、鋼橋部分には72個の杭基礎が建設され、平均杭の長さは72mだった。

橋脚の上流と下流には、航行の安全性を確保するために航行用防舷材も設置された。

航行可能高は、標準高水位(SHWL)から18m以上となっている。

鋼橋上部構造の建設資材は道路や海、内陸河川を利用してインドから輸入された。

インド政府はバングラデシュに対し、4案件、78億6200万ドル(1兆611億円)のLDCを実施している。

LOCの下、これまでに合計42のプロジェクトが実施され、そのうち14プロジェクトが完成、残りは実施中だ。

Bangladesh News/Financial Express Jul 3 2022
https://thefinancialexpress.com.bd/national/rupsha-railway-bridge-khulna-mongla-port-rail-line-to-facilitate-goods-transportation-india-1656853060
翻訳編集:吉本

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