オンライン牛市場

オンライン牛市場

【Prothom Alo】通算3回目となるオンライン牛市場が全国で始まった。

今後、イード・アル・アドハ(犠牲祭)の期間だけでなく、1年を通してこの市場で牛を購入することができるようになる。

SMレザウル・カリム漁業畜産相が3日のイベントで、「digitalhaat.gov.bd」というオンライン市場を発足させた。

この市場はICT局、Ekshop-a2i、e-CAB、漁業畜産省の管理のもとで運営され、商業省、北ダッカ市(DNCC)、バングラデシュ酪農協会(BDFA)が支援する。

2020年のイード・アル・アドハから始まったデジタル市場では、全国の農家がこのプラットフォームを通じて牛を販売することができる。また、実際の牛市場の「ライブ」更新も利用できる。

発足式でカリム氏は、ウェブサイトとは別にデジタル牛市場のモバイルアプリも提供される予定だと述べた。顧客はウェブサイト上で苦情を申し立てることもできる。

また、金融取引の「エスクロー」方式に加え、オンライン決済のオプションも用意される。さらに、宅配システムの他、ダッカ(Dhaka)、チャットグラム(Chattogram)、ラジシャヒ(Rajshahi)、ジョソール(Jashore)に限定されるが、肉屋の手配も行う予定だ。

2020年にはこのe-CABのプログラムを使って2万7千頭の犠牲動物がオンライン市場で販売された。2021年は38万7千頭に増加、273億5110万タカ(397.9億円)以上を売り上げた。

カリム氏は、実際の需要を見ると国内で入手可能な犠牲動物が多いという。顧客は万が一気に入らない場合、このオンライン市場で牛を返品することができる。取引はオンラインで行われるのでリスクもない。だが、誰も騙されることがないよう目を光らせると述べた。

ジュナイド・アーメド・パラクICT担当相は、この市場にはライブ更新機能があると述べた。また、牛はビデオ通話で選ぶこともできるとした。

Bangladesh News/Prothom Alo jul 4 2022
https://en.prothomalo.com/business/local/digital-cattle-market-for-the-eid-ul-azha
翻訳編集:吉本

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