若者のスキルアップ訓練開始

若者のスキルアップ訓練開始

【Financial Express】国内の生産性向上や専門職による海外からの送金を高めるため、政府が用意した若者のスキルアップ訓練が間もなく始まる。

情報筋によると、政府は国内外の雇用市場の需要に見合った熟練労働力を確保するために技能訓練ガイドラインを策定した。生産性向上は「産業・サービス部門の拡大から生じる課題」に直面するため急務であると考えられている。

ガイドラインでは、職業見習いの最低年齢を16歳、8学年程度の識字率以上としている。

内閣府は7月25日、労働者のスキル不足が国内企業の外国人雇用に繋がったり、海外出稼ぎ労働者からの送金額が他国より低いという指摘を受け、この点に関して官報公告を出した。

「バングラデシュで雇用された外国人の送金により、国内送金の多くが国外送金に相殺されている」
多くの著名経済学者やシンクタンクは述べている。

情報筋は、見習い制度は、国内および世界の労働市場の要求に沿って労働力を準備し、失業を減らし、生産性を高めるための主要な基礎の一つだと指摘した。

「GDP成長率の上昇を維持して、LDC卒業、自動化、第4次産業革命から生じる課題に対処しながら2041年に先進国になるという目標を達成するには、労働者の生産性を高める以外に方法はない。生産性を高めるには、スキルアップした労働力を育てることが重要である」
ガイドラインは述べる。

また、毎年約220万人の若者が就職する一方、15歳から29歳の若者の約29.8%が教育、雇用、訓練を受けられないままだとした。

政府は、15歳以上の被雇用者のうち、約85.1%が非正規雇用、残りの14.9%が正規雇用だと指摘する。

スキルアップ訓練は、生産性向上と、非正規部門で雇用されている若者や毎年労働市場に参入する若者の社会経済的地位の向上を目的とする。彼らは実務のニーズに応じた訓練を受けることができる。

ガイドラインは、見習い制度を採用資格と質的な経験を高めるための「訓練制度のひとつ」と位置づけ、この制度と雇用者の利点について説明している。

Bangladesh News/Financial Express Aug 1 2022
https://thefinancialexpress.com.bd/economy/upskilling-youths-begins-for-higher-productivity-1659320820
翻訳編集:吉本

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