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【The Daily Star】全国海運道路鉄道保護委員会(NCPSRR)は7日、政府に対し、メトロ鉄道の運賃を50%引き下げるよう要求した。
NCPSRRは、オバイドゥル・カデル運輸相がメトロ鉄道の運賃を1キロメートルあたり5タカ(7.6円)に設定したと発表した翌日、声明を出した。
政府は、ウッタラからモティジールまでの全長20.10kmの運賃は100タカ(153円)で、最低運賃は20タカ(31円)としたが、NCPSRRのMdシャヒド・ミア委員長とアシス・クマル・デイ書記長はこの決定を批判した。
両者は、民間バスの最低運賃が10タカ(15円)に設定されているのに、国営交通機関であるメトロ鉄道の運賃が2倍になるのは全く「不公平、予想外で容認できない。これでは市民の交通費を増加させるだけだ」とした。
燃料費の高騰で交通費はとてつもなく増加している。それだけでなく、医薬品を含む必需品の野放図な値上げで、市民の生活費は40%以上増えた。特にダッカに住んでいる低所得者層は、家族を支えるために大変な苦労していると述べた。
NCPSRRは、この国営交通機関の最低運賃を50%引き下げ10タカとし、1キロメートルあたりの加算を5タカから3タカ(4.6円)に引き下げるよう要求した。
市民待望のメトロ鉄道は今年12月、第1期分のウッタラーアガルガオ間の運行を開始する予定だ。このルートの運賃は一人当たり60タカ(92円)に設定されている。
Bangladesh News/The Daily Star Sep 8 2022
https://www.thedailystar.net/news/bangladesh/transport/news/tk-3-km-3114101
翻訳編集:吉本