【Financial Express】ティプ・ムンシ商業相は、ブータン外務省のダショ・カルマ・チェリング次官に率いられた代表団と面会した際、第三国経由でブータンとの道路接続がうまく行けば、二国間の貿易、商業、観光が促進されるだろうと述べた。

また、サイドプール(Syedpur)空港やブリマリ(Burimari)及びバングラバンダ(Banglabandha)陸上港を通じて、二国間貿易を強化することで、両国にとってより良い結果をもたらすとの見解を示した。

ブータンを「バングラデシュの親しい友人」と表現したティプ氏は、バングラデシュの独立戦争中、独立した主権国家として承認した最初の国がブータンであり、常に感謝と共に思い出すと述べた。

また、バングラデシュがブータンや他の近隣諸国との航空接続を確立するため、サイドプール空港の利用を進め、必要な開発活動を行っているとした。

さらに、ブータンの学生はバングラデシュで高水準の公認会計士教育を受けられると述べた。

ディプ氏は、2020年12月6日に両国間で署名された特恵貿易協定（PTA）により、両国間に新しい時代が到来したと指摘した。

会談には商業省のヌルMdマウブーブル・ホック次官補や幹部も出席した。

14日から2日間にわたるバングラデシュとブータンの第8回商務次官級会合はダッカで開催され、両国間で署名されたPTAの実施を強化するための通過協定と議定書の最終決定を含む一連の交渉が終了した。

会合では、第三国を介した通信及び貿易・通商の簡素化、観光産業の発展に向けた相互協力、バングラデシュ標準試験機関（BSTI）とブータン標準局（BSB）、農業普及局（DAE）とブータン農業・食品規制庁の相互協力の推進などが決定された。

その他、貿易における関税・非関税障壁の撤廃に向けた相互協力の強化や、ショナルハット陸上港を通じてブータンから石材を輸入することなどが決定された。

署名されたPTAの下、バングラデシュはブータン市場へ約100のバングラデシュ製品の無税アクセスを、一方、ブータンはバングラデシュ市場へ34製品の無税アクセスを取得することになる。

バングラデシュｰブータン間の次回の事務次官級レベル会議は、ブータンで開催される予定だ。

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ブータンとの貿易拡大を