【Financial Express】当局は、国内初のメトロ鉄道を女性が快適に利用できるよう、1編成に付き1両の女性専用車両を導入する。
ダッカ大量高速輸送社(DMTCL)のMANシディック社長は、プロジェクトの大部分に資金を提供したJICA(日本国際協力機構)が開催したイベントで、電車のさまざまな側面について強調した。
「メトロ鉄道には6両の客車があります。そのうち1両は女性専用車両です。しかし、女性が希望すれば、他の車両にも乗ることができます」
メトロ鉄道は12月28日に開通するが、第一段階ではウッタラからアガルガオまでの11.73キロ、9駅しかカバーしない。所要時間は20分だが、電車が完全運行されれば、所要時間は16～17分となる。
シディック氏は女性用トイレやオムツ替えのための設備など、女性や妊婦、子ども、高齢者に優しい設備であることを強調した。
車内には妊婦や高齢者用座席も用意される。
DMTCLによると、開通後すぐには本格的な運行はせず、最初の1週間は午前8時から4時間のみの運行となる。その後徐々に運行時間を増やしていく。運賃は初乗り20タカ(25円)で、1キロメートルあたり5タカ(6.3円)に設定された。
メトロ鉄道の管理担当者は、6両編成の列車は最新技術で作られ、最高時速100キロメートルで走る予定だと述べた。
2023年12月に第2期分のアガルガオからモティジールまでの運行が始まり、その後コムラプールまでの区間が開通する予定だ。
関係者によると、チケットの販売は開通式終了後に始まる。当初は、MRTパスが発行され、駅のカウンターでのみチャージができる。1回券は駅のカウンターか自動券売機で購入できる。
シディック氏は、開通日には10編成が走り、さらに2編成を予備として準備すると述べた。
政府は2013年、実施調査や実現可能性調査を行った上で、メトロ鉄道建設に向けた融資契約を日本と締結。翌年から詳細設計作業を開始した。
DMTCLはその後のコロナパンデミックにより、運行開始を2022年12月に延期することを決定した。
Bangladesh News/Financial Express Dec 26 2022
https://thefinancialexpress.com.bd/national/one-coach-to-be-reserved-for-women-on-metro-rail-1672048558
翻訳編集：吉本