農業マーケティング政策承認

農業マーケティング政策承認

【The Daily Star】内閣は9日、市場の近代化を通じて消費者に公正な価格を保証し、農家に最大の利益をもたらすことを目的とした2023国家農業マーケティング政策の草案を承認した。

シェイク・ハシナ首相が議長を務めた。

「この政策は、農産物のマーケティングシステムを近代化するために、複数の目標とターゲットを組み込んで設計されています」
会議後、マウブーブ・ホサイン内閣官房長官が記者団に述べた。

首相は農業を近代化し、製品の国際基準を維持し、加工品の輸出を促進することを目的として、農産物加工政策を策定するよう指示したという。

背景には、外国人と並んで海外バングラデシュ人の間で加工農産物の需要が高まっているからだとした。

マーケティング政策に関してホサイン氏は、農産物市場を監視し、農家が最高の利益をもたらす方法に焦点を当てていると述べた。

「農産物の合理的な最低価格と最高価格を決定し、実施するための措置を講じる」としたホサイン氏は、草案では合計19の目標が決定されたと述べた。

政策はまた、農家と市場のつながりや情報管理を強化し、マーケティングインフラを改善し、電子農業マーケティングシステムとデジタル市場を促進し、コミュニティ、グループおよび契約ベースのマーケティングを強化することにも言及し、サプライチェーン全体を発展させることも目標にした。

首相はさらにジュート製品を農産物と見なすことを指示し、ジュート部門は農業部門のためにあらゆる種類の設備を取得する必要があると述べたという。

これまでジュート製品は工業製品として扱われてきた。だが、ジュート繊維の使用が大幅に増加し、国内および国際的に商品として大きな可能性を生み出した。その可能性を昇華させるには、ジュート製品を農業製品と見なす必要があるとした。

会議ではシャリアトプール県に国内9番目の農業大学を設立する案も承認。既存の農業大学のような機関になるという。これで国公立大学は全部で54校となる。

また、政府が公聴会なしでガスと電気価格を調整する道を開いた既存の条例を置き換えるための、2023バングラデシュエネルギー規制委員会(改正)法の草案を承認した。

メトロ鉄道に対する記者団からの質問に対しホサイン氏は、首相はダッカメトロ鉄道の乗客に、清潔さを保持し、サービスを円滑に維持するためのガイドラインに従うよう求めたという。

また、関係当局に対し、メトロ鉄道で移動する際に規則やガイドラインに従うよう市民への啓蒙キャンペーンを実施することを指示したと述べた。

Bangladesh News/The Daily Star Jan 10 2023
https://www.thedailystar.net/business/economy/news/cabinet-approves-draft-agri-marketing-policy-3216751
翻訳編集:吉本

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