EUへのアパレル輸出41.76%増

EUへのアパレル輸出41.76%増

【The Daily Star】欧州連合(EU)統計部門のユーロスタットのデータによると、2022年1~10月期、バングラデシュのEUへのアパレル輸出は前年比41.76%増、194億ドル(2兆4842億円)に達した。

これによりバングラデシュは、EUにとって中国に次いで2番目に大きなアパレルサプライヤーの地位を維持した。

EUはこの期間、さまざまな国から前年比24.41%増、867億4千万ドル(11兆1070億円)相当のアパレルを輸入した。

上位サプライヤーのうち、カンボジア、ベトナム、パキスタン、モロッコ、スリランカ、インドネシアの輸出は、それぞれ 39.69%、33.05%、28.55%、9.59%、18%、31.76%増加した。

量に関しては、EUはさまざまな国から前年比21.26%増、約38億8500万キログラムのアパレル製品を輸入した。

前年同期8億9273万キログラムだったバングラデシュからの輸入は、27.03%増の11億3400万キログラムに達した。

データによると、EUが輸入するアパレルのキログラムあたりの平均価格は前年比2.29%増、22.33ドル(2859円)だった。

前年同期はキログラムあたり15.34ドル(1964円)だったバングラデシュからの輸入単価は、11.59%増の17.11ドル(2191円)になった。

中国はキログラムあたり22.06ドル(2825円)から4.35%増の23.02ドル(2948円)になった。

データは、昨年2月24日に始まったロシアーウクライナ戦争が、EUへのアパレル輸出にほとんど影響を与えていないことを示している。

バングラデシュは、高インフレに直面しても需要が落ちない基本および準高付加価値アパレルの生産により、最高の輸出成長を記録した.

輸出業者によると、中国は危機時に需要が減るハイエンド(高級)アパレルを生産しているため、EUでのビジネスを失いつつある。

バングラデシュ衣料品製造輸出業者協会のファルク・ハッサン会長は、単価の上昇により、EUへの輸出金額が増加したと述べた。

国際的な衣料品小売業者やブランドは、原材料の高価格、ハイエンド製品の生産、コンプライアンスや職場の安全性の向上という3つの重要な要因を考慮して、バングラデシュ産アパレル製品の単価を少しだけ上げたという。

ハッサン氏は、輸出の伸びは11月までは上向きだったが、国内メーカーでは12月と1月の受注が減ったため、伸びは鈍るだろうと述べた。

Bangladesh News/The Daily Star Jan 19 2023
https://www.thedailystar.net/business/economy/news/bangladesh-retains-2nd-place-rmg-export-eu-3224956
翻訳編集:吉本

#バングラデシュ #ニュース #アパレル #輸出 #EU #量 #単価