日本 2870万ドルの資金協力

日本 2870万ドルの資金協力

【Financial Express】20日、日本とバングラデシュは、2つのプロジェクトに対する日本の無償資金協力に関する交換公文に署名した。

署名は、岩間公則氏駐バングラデシュ日本大使と経済関係局のMsシャリファ・カーン局長が行った。

「技術教育のための設備改善プロジェクト」に770 万ドル(10億3375万円)、「バングラデシュガバナンスマネージメント研究所 (BIGM) 」に追加で2100万ドル(28億1931万円)の資金提供がなされる。

「世界クラスの人材を育成するための重要な支援となる2つのプロジェクトに署名できることを嬉しく思います。これらは2026年に後発開発途上国(LDC)の地位から卒業し、2041年に先進国になるためにとりわけ不可欠なものです」
岩間氏は署名式で述べた。

「技術教育のための設備改善プロジェクト」は、ダッカ工科大学、ダッカ・モヒラ工科大学、技術教員養成大学に対し、電気・電子・機械・コンピュータ分野の研修機材を供与する。

これらは、国際市場で競争力を確保するための産業構造転換を視野に入れ、科学的・数学的素養と工学的能力を備えた人材育成を支援するものだ。

BIGMへの追加資金は、政府高官の研修やBIGMでの政策研究のための新しい施設の建設と機器の調達に使われるが、世界的な価格上昇で新たな資金が必要となった。

今後、バングラデシュの持続的な発展を促進するには、政府高官の政策立案と実行能力の強化が不可欠だ。

BIGMは、民間だけでなく公務員も含め、さまざまなバックグラウンドを持つ人々に公共部門のマスターズプログラムを提供する高等教育および研究機関。

Bangladesh News/Financial Express Feb 20 2023
https://thefinancialexpress.com.bd/national/japan-to-provide-287m-grants-for-two-projects-1676891288
翻訳編集:吉本

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