【The Daily Star】バングラデシュはBIMSTEC(ベンガル湾多分野技術経済協力イニシアチブ)加盟国に対し、自由貿易圏の早期実施を促した。

外務省の発表によると、マスード・ビン・モメン外務副大臣は、8日バンコクで開催された第23回BIMSTEC上級関係者会議（SOM）に代表団を率いて参加した。

会議にはBIMSTEC各国の外務大臣級が出席した。

BIMSTECはベンガル湾に依存するバングラデシュ、ブータン、インド、ミャンマー、ネパール、スリランカ、タイからなり、SAARC(南アジア地域協力連合)のような自由貿易協定(FTA)を交渉中だ。

モメン氏は、バングラデシュが主導する貿易・投資・開発分野の進展について報告した。

第23回SOMでは、2022年3月に開催された第22回SOM以降、第5回サミットでの様々な決定の実施を含め、これまでの進捗状況を把握した。

また、海上輸送協力に関する協定のテキスト案を最終決定し、閣僚級会議での承認が期待されている。さらに、BIMSTECバンコクビジョン2030を最終決定し、承認を得ることを目指す。

一方、ブルーエコノミーを、貿易・投資・開発セクターのサブセクターとして承認した。

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BIMSTECにFTA実施要請