【The Daily Star】地域の接続性を向上させるため、政府はシレットからシェオラ陸港までの43キロメートル道路を二車線道路に変える。
道路ハイウェイ局 (RHD) は、両サイドにサービスレーンを持つ道路に更新するプロジェクト提案を計画委員会に送った。
費用は425.7億タカ(537億円)と見込んでいる。
提案に関する計画委員会と道路輸送ハイウェイ部門のすべての会議や精査はすでに終わり、まもなく国家経済会議実行委員会(ECNEC)へ提出される予定だ。
RHDサイド・モニヌル・ハサン主任技師(計画及び保守)代行は、これにより地域接続性が向上するるとした。
2027年12月までの工事が終わると、移動時間は30分短縮される。
バングラデシュ陸港局はシレット県ビーニバザールにあるシェオラ陸港の開発を終え、インド側はアッサム州カリムゴンジのシュタルカンディを統合検問所として宣言した。
道路の二車線化により、国境を越えた貿易と商業が強化される。RHDの情報筋は、インドの「セブンシスターズ」(インド北東部の7州)へ商品を輸出するための新たな動脈になるだろうと述べた。
また、この道路はバングラデシュ、中国、インド、ミャンマー (BCIM) 経済回廊、バングラデシュ、ブータン、インド、ネパール (BBIN) 回廊、SASEC(南アジア・サブリージョン経済協力)回廊の一部になるとした。
現在、RHDは2つの別のプロジェクトの下、ダッカｰシレットｰタマビル高速道路の4車線化に取り組んでいる。 インドのメーガーラヤ州はタマビル国境を介してバングラデシュとつながる。
「シレットｰチャルカイｰシェオラ道路が開発されれば、シレット管区全体との地域接続が完成するでしょう」
プロジェクトに詳しいRHDのエンジニアは、改善された道路は投資をもたらし、産業を発展させるのに役立つだろうと述べた。
425.7億タカの費用のうち、世界銀行(WB)が288億6820万タカ(364.1億円)、政府が137億250万タカ(172.8億円)を融資する。
WBは昨年6月、地域回廊に沿った貿易と、輸送コストと通過時間を削減する10億3000万ドル(1372億円)の融資を承認、ネパールとの貿易を改善させる。
「2015年から2019年にかけて、バングラデシュ、ブータン、インド、ネパール間の貿易は6倍に増加したが、バングラデシュの未開拓地域の貿易の可能性は93％と推定されています」
融資が承認された22年6月28日、WBのプレスリリースは、同行バングラデシュ・ブータン事務所長のマーシー・テンボン氏の発言を引用して述べた。
Bangladesh News/The Daily Star Mar 16 2023
https://www.thedailystar.net/news/bangladesh/transport/news/43km-sylhet-sheola-road-dual-carriageway-boost-regional-links-3272246
翻訳編集：吉本