コムラプールMMTH化に進展

コムラプールMMTH化に進展

【Financial Express】日本の投資家(鹿島建設を中心としたコンソーシアム)は市内のコムラプール駅でマルチモーダル輸送ハブ (MMTH) の開発に取り組んでいるが、3年経ち、初期計画段階である程度の進歩を遂げた。

消息筋によると、鹿島建設はマスタープラン作業を開始する前に、関係当局に約束を求めたという。

また、256エーカーの土地に10億ドル規模のインフラストラクチャを円滑に建設するため、調査および設計段階での調整を確実にする枠組み協定に署名するよう当局に要請した。

「投資家は、2019年の日本ーバングラデシュ共同プラットフォーム会議で選ばれました。それ以来、概念設計を進める上での大きな障壁を解決してきました。現在、すべての利害関係者の協力を得て進めたいと考えています」
プロジェクト策定に関わる担当者は述べた。

16日、鹿島建設は、鉄道省やバングラデシュ鉄道(BR)、ダッカ大量高速輸送社(DMTCL)、バングラデシュ橋梁局(BBA)、ラジダニ・ウンナヤン・カルトリパキャヤ(RAJUK)など、すべての利害関係者と計画を共有した。

関係者によると、MMTH基本計画の最終決定の協力を求めるため、利害関係者会議が開催されたという。

MMTH開発のため、BRコムラプール鉄道駅は東側へ、駅の内陸コンテナ デポ (ICD) は別の場所へ移動する。

関係者によると、基本計画は地下と高層ビルの1フロアを介して接続された3種類の建物からなり、あらゆる方向からMMTHエリアに出入りできるようになる。

BRは、段階的に新しい線路と建物を開発するには長い時間がかかるため、コムラプール駅独自のマスタープランを持っている。担当者は、MMTHは少なくとも3つのフェーズで開発されるとした。

BRはコムラプールの256エーカーを、鉄道やバス、高速列車を含むその他の道路インフラに対応させる官民パートナーシップ (PPP) のイニシアチブの下、MMTH化することを計画している。

BRのコンセプトは2019年の日本ーバングラデシュ共同プラットフォーム会議で認められ、鹿島建設がプロジェクトの担い手として選ばれた。

概念的な提案は同じ年、官民パートナーシップ局(PPAP)とBRに承認された。

だが、承認後、プロジェクトは多くの問題に直面した。 多くの政府機関はBRに通知せずに、大量高速輸送鉄道 (MRT) 6号線と1号線、ダッカ高架高速道路 (DEE) などの交通関連プロジェクトをコムラプール駅とセットで計画したのだ。

その後、専門の技術チーム (PTT) が結成され、問題は解決に向かうことになった。

首相官邸やPPPA、鉄道省、BR、RAJUK、ダッカ運輸調整局、南ダッカ市、バングラデシュ工科大学 (BUET)が政府側のPTTメンバーとなり、DMTCLとBRTC(バングラデシュ道路交通公社)、BBAがオブザーバーに、日本側からは鹿島建設、オリエンタルコンサルタントグループ、日本工営が参加した。

情報筋によると、プロジェクトは、政府側からの調査を実施するための取引アドバイザーをまだ獲得していない。 だが、日本の投資家は地下鉄2駅やダッカ高架道路などの建設に関する問題を解決しながら、構想案を練り上げた。

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Bangladesh News/Financial Express Mar 18 2023
https://thefinancialexpress.com.bd/trade/mmhb-at-kamlapur-japanese-co-makes-progress-in-planning
翻訳編集:吉本

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